報道によると、6月28日午後、千葉県八街市で下校中の小学生の列にトラックが突っ込み、市立朝陽小の児童5人が死傷した事故で、同小PTAなどが2014年度に、現場の市道にガードレールを設置するよう市に要望していたことが30日、市への取材で分かった。・・・中略・・・路側帯を示す白線もないため、担当者は「早急に引きたい」と話した。(時事通信より) なお、続報として、臨時休校を29、30日として7月1日より授業再開。市は、通学で事故現場を通る児童や生徒の精神的負担を考慮し、送迎バスの運行を始めたとのことです。(産経新聞より)
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このニュースは、登下校時の通学路の児童生徒の安全を願っている地域の一住民としても、二度と起こってはならない本当に痛ましい事故です。政府は、捜査と原因究明、関係事業者への安全管理、通学路の総点検と緊急対策の拡充・強化について、30日に交通安全対策に関する閣僚会議を開き、関係閣僚に指示したとのことです。
筆者も、気になって6/30午後に校区の通学路を点検しました。島本町内は、一小校区に限らず、ガードレールが設置されておらない箇所が多いですが、路側帯や注意喚起の道路文字、グリーンベルト、電柱のゼブラ反射板、ミラー・コーンなどが設置されていましたので、一応、最低限必要な交通安全対策はなされていました。毎日の登下校時の交通安全指導・見守り活動も含めて、行政・警察・学校・PTA・関係団体の日ごろのご努力に敬意を表します。
広瀬四丁目付近の注意喚起の道路文字・ミラー(T字路)・電柱ゼブラ反射板・路側帯・コーン
第一小学校前付近のガードレール(左)・グリーンベルト(右)
阿弥陀前付近の路側帯・注意喚起の道路文字と速度制限
通学路の総点検を改めて行い、緊急対策を拡充・強化