〈前回の「たそがれ」の続き〉
6月にのどの腫瘍の手術で入院していたが
さらに悪化の可能性があって専門の病院へ転院した
そこでは悪性の腫瘍であることが告げられた
また手術の日が決まり
声を失うことも覚悟で手術を決意し
高齢だしむずかしい手術なので
様々な検査が始まった
車で1時間の通院…
しかし次第に精神的に不安定になり
時々会話が成り立たなくなった
結局、今後の生活のこと、本人の状況と支える家族…
いろいろなことを考え本人の意思を尊重し
手術をキャンセルしてしまった
近くの病院に2度目の転院
緩和ケアをしていただくことにした
病気は少しずつ進行している
いま穏やかに過ごしているが
時々本人が「いつまでもつだろうか…」みたいなことを
口にしていることがかなしかった
長い人生の終末
どんな気持ちなんだろうな…
やっと長い暑い夏が過ぎ
93回目の秋を迎えるが
せめて今を安らかにすごしてほしいと見守るしかなかった
6月にのどの腫瘍の手術で入院していたが
さらに悪化の可能性があって専門の病院へ転院した
そこでは悪性の腫瘍であることが告げられた
また手術の日が決まり
声を失うことも覚悟で手術を決意し
高齢だしむずかしい手術なので
様々な検査が始まった
車で1時間の通院…
しかし次第に精神的に不安定になり
時々会話が成り立たなくなった
結局、今後の生活のこと、本人の状況と支える家族…
いろいろなことを考え本人の意思を尊重し
手術をキャンセルしてしまった
近くの病院に2度目の転院
緩和ケアをしていただくことにした
病気は少しずつ進行している
いま穏やかに過ごしているが
時々本人が「いつまでもつだろうか…」みたいなことを
口にしていることがかなしかった
長い人生の終末
どんな気持ちなんだろうな…
やっと長い暑い夏が過ぎ
93回目の秋を迎えるが
せめて今を安らかにすごしてほしいと見守るしかなかった
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