涙目筑前速報+

詰まるところは明日を知る。なだらかな日々につまずいて
向かうところはありもせず、未来の居場所だって未定―秋田ひろむ

或る褪せ人の記録(1)

2022-05-30 20:35:14 | ゲーム
エルデンリングというゲームがある。
これはそのゲームに挑んだクソ陰キャ褪せ人の記録である。


■2022年3月2日



狭間の地での冒険が始まった。
どんな冒険が待っているのか非常にワクワクしている。
俺はエルデの王となるべく旅立ったのだ。



とか言ってたら、開始30分も経たない内に早くも1回目の人生が終わった。
何やコイツは......

まあ落ち着こうじゃないか。
俺はこう見えてもフロム世界は何度か経験している。

中学生のころに友人の家で身体が闘争を求める世界に触れたのが初対面だったと思う。
その後ボーレタリアの土地に行ったときは、ファランクス倒すまでレベル上げが出来なくてヒーヒー言ったし、タコの看守にはチビッった。
巡礼の旅に出た時は、序盤でガーゴイル2体出てきてウンコ漏らしかけた。
熔鉄デーモンで燃え尽きて1年間くらい放置したこともあったし、医療の街に来たと思ったらクトゥルフ調コズミックホラーがおっぱじまって頭おかしなりそうだった。
葦の地では弦ちゃんとは何度も踏みにじりあった仲だし、最後まで刀チャキチャキの仔犬であった。

あん?ダークソウル3?
3か。3はね。まだやってないんだよね......
発売日に手に入れたくせに、美味しそう美味しそうと思ってとっておいたらこの有様であるよ。

まあそれはいいんだ。俺は何度かこの世界に似たことは経験しているんだ。
今回の死もどうせいつものアレだ。わざとこういう事するんだ。この世界作った連中は。
ほらムービーはじまった。

これはノーカン、そうノーカンである。
明日から俺の冒険は始まる。始まるったら始まる。


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