3月末にある発表会(非公開)♬︎♥
生徒さん達、やっと譜読みが終わり現在豊かに弾き上げるための表現のレッスンをおこなっています。
その中で私が大切に思う指導についてお話ししたいと思います
当教室の生徒の演奏は、棒読みにならないように…
私は演奏において第一に重要の事は拍感だと思っています。他に歌心などもありますが。
文章には、イントネーションなど音の流れが存在します。
反対にロボットの喋り方や宇宙人の「我々は宇宙人だ!」なんてセリフ、これらは棒読みです。
言葉の棒読みは、みんな普通におかしいと理解しますが、音楽に至っては、棒読みの演奏をしていてもおかしいと思わない。
何故だ~といつも思います。
何十年もピアノを弾いてきている生徒さんも、⁉️と感じる事が多い。
おそらく、楽譜の文字🎼だけを見て、それを音にしているだけなのでしょう。
まず、そこから音楽的に持っていくにはどうしたらよいか⸝⸝o̴̶̷̥᷅ ̫ o̴̶̷̥᷅⸝⸝
これが拍感となります。
曲は何拍子ですか?
4拍子なら1拍目と3拍目に重力(吐く)を感じる事。2拍目と4拍目は弱拍だから、引く(無重力)を感じる事。
私はよく、前後に揺れるブランコに例えて説明をします。
4拍子だと、①押す▶︎②引く▶︎③押す▶︎④引く です。
また、3拍子の弾き方にもコツがあります。
全ては、この地球に存在する重力と無重力に乗っ取り音楽を演奏するのが基本です。
そこを考えながら、クレッシェンドやフォルテなどの弾き方を教えています。
4拍目にフォルテがあったらどうやって演奏しますか?
4拍目は弱拍(無重力)だから、力を押し込んでフォルテを作ってはいけません。
よくクレッシェンド(だんだん強く)だからと言って、だんだん強く重く打鍵していく人がいますが、本当にそうしてしまうと、拍感に逆らうため、棒読みの演奏になります。
私は、音楽的にクレッシェンドをつけていく事をここの所、毎日お話ししています。
以前、ピアノ教室を移動されてきた生徒さんがおりました。
演奏会間近でも棒読みの演奏だったため、先生に何も言われなかったのか?と尋ねると、NOのお返事でした。
譜読みだけ出来れば良しとする先生が多いのもどうかと考えてしまいました。
何故、音楽的に仕上げさせないのか…。
私は、今ある生徒さんの実力の中で、納得行けるようなレベルまで、演奏を仕上げたいと思っています。
せっかくお月謝を頂いているのと、自分の指導ポリシーもあるので、生徒さんのピアノは上達してもらいたいです( ˶ˊᵕˋ)੭♡
音楽は心と耳で聴きとり、芸術的にする事❣️
「聴く」という字は、耳、目、心で感じとります。漢字に書いてあります
是非大切にして下さい✨