みなさま、こんにちは
今日から5月、生徒たちにとって色々な本番が近づいてきました
熱さと忍耐が始まる時期ですね。
先日、東京国際ピアノコンクールの予選に、生徒さん行って参りました。
小学中学年は、課題曲がチェルニー30番又は40番です。
生徒さん、去年あたりから、チェルニー30に入ったところ。
チェルニー30番は、全音、音友、そして根津栄子先生考案の「チェルニー30番小さな物語」と、バリエーションの出版社を整えて、生徒たちと話し合い版を決めています。
チェルニーに入ると、素人的にはしんどくて、つまらなくて…。私も気を遣うところです。
ほとんどの生徒が、全音を選んでるかしら。
微妙に、出版事に細かい記載が違う所もあり、勉強になります
さてさて、この生徒さん。
コンクールで予選通過のご連絡が来ました
元々、生徒さんは指の動く子で4期の時代を通してもどれも上手く弾ける子です。
課題にしたチェルニーも1回で両手でスラスラ弾いてきました。
きちんと譜読みも出来ていて、レッスンの多くが表現やテクニック指導に時間をかけられました。
プレストの速さで弾くため、本番近くまでテンポを急ぎすぎたり、左手が転んだり。そのような指を独立させて動かす指導、また、和音の変化を味わいながら表情を変える指導。
最後には、細かいクリアな音で弾けるようになりました。
次回の準本選(コンクールによって呼び名が違う)は、夏。
ピティナコンペのみんなと同じ時期
次回の課題は自由曲。
そして、別の曲で秋の発表会曲の譜読みが入ってきます。
この生徒なら、このぐらいのスケジュールが良いだろう
生徒さんの性格によっても、プランが皆違います。
また、頑張っていきましょう