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耳が大事よ( -_・)? 成長させてね

みなさま、こんばんは
 
だいぶ寒くなりましたね。
急な暖房生活で喉が痛くなってしまう程
生徒達や娘のコンクールが迫っているので無理せず過ごしてます
 
今日はホールで舞台指導してきました。
何回話したか…。
全員に共通して伝えてる事が「発した後の音をよく聴いて」でした。
歌唱で例えると、子音が打鍵(音を発する)に対して、母音が音色です。
 
生徒が客観的に感じるように、音が減衰していく雰囲気を、湯気で表しました。湯気は目で見えて見えなくなる境がある。
音も耳で追いかけて聴こえなくなる所まで聴く
 
音楽は最終的には感性が優れているかだと思います。
譜読みはよく出来る、指もよく動く。このような生徒はたくさんいますが、果たして「音を追いかける生徒」はいるかな…
 
また、音楽を奏でる上で魂で歌っているか、音に愛情を込めて弾いているか…。
これら、ピアノの先生方は雰囲気で分かってしまうものです。
 
「音楽」が生活の中に何故存在しているのか。
字の通りだと思います。
「心」が必要としています。
 
音楽を聴いてる人は、演奏者の譜面を見て感銘を受けてるわけではなく、演奏者の出した音色を聴いてワクワクしています。
 
本日の生徒達は、耳をすまし音を追いかけながら弾くと、優れた音色が聴こえてきました。
 
ここまで追求する指導だと普段のレッスンでは行えません。
1音にかける時間がないからです。
 
ピアノが上手い人=耳が優れ繊細な表現まで大切にする人と思います。
 
さて、コンクールで難曲を弾く生徒がいます。
私は、そんなに大変な思いなくぺダリングをしてきましたが、
生徒さんの右足のペダルの踏み込みを見ていると、合ってるけど何か違うな…と。
何が変なんだ~と、ずっと思っていたら…。
ペダルを外していく課程(爪先をペダルから離していく)にもペダルの効果がある事を、生徒は理解していませんでした。
 
いわゆる車を走行中、アクセルを離しても車は走っているのと、同じ解釈です。そしてアクセルを離せば走行スピードが減衰していくように、ペダルも離していけば、ペダルの効果は弱まっていきます。
また、ペダルの踏む深さによっても音が違って聴こえてきます。
いわゆる、流れるような曲はペダルの「あそび」部分を利用して弾きます。
 
自分は苦労せずに出来たけど、生徒は出来ない…。
普段、感覚でピアノを弾いていたから、それをどのように言葉で表わそうか~。
先生としては、感性の音楽をどのように、生徒&保護者に理解させようか、言葉の引き出しをたくさん作らなければならないです
いつも以上に深く勉強になる1週間でした。
仕事の効果か分かりませんが、昔よりも自分は話上手になったような気もします
 
生徒も成長中ですが、ななゆりさんも成長中です
子供達と一緒に頑張りまうす。
 
  最近、スーパーで素敵なアイテムを見つけました。
左手の指番号の感覚がずれてしまう生徒さん向けに買ってきました。
指番号付きの手袋です
早速、園児さんに装着させて弾いてみましたよ
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