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クリアな音を出そう2

みなさま、こんばんは
 
「クリアな音を出そう」以前、ブログにてお話しました。
続きです。2です
 
現在、冬に向けて2つのコンクール指導を抱えています。
私もまだ未熟ではありますが、指導者賞を頂き、毎年、コンクール会場に足を運び、セミナーを受けながら
「こういう風に曲にしていくのか」など発見がたくさんあります。
 
その中で共通して言えるのが、演奏者の音が健やかであるか
ということ。
 
前のブログでも話した通り、ピアノはある種の打楽器であること。これがクリアな音作りの需要ポイントです。
鍵盤が打楽器であるならば、指はバチ(たいこ)の役目ですね。
 
手や指、全ての関節をふる活用して、指の落下スピードにより、強弱が変わること。
 
あるピアニストが言ってました。フォルテは誰にでも出せる、ピアノ(弱い)を出せるかがポイントと。私も「そうなんだよね~」と納得でした。
よく、P(弱い)の音の出し方の指導で役立つアイテムが、こちらのフランスパンです  教室には低反発やスクイーズグッズがたくさんあります
 
そして、音質作りともう1つ需要なのが、拍感を必ずつけること。
 
当教室の生徒は、全員がコンクールに参加するわけではないですが、ピティナステップはみんな受けているように思います。
 
そのため、生徒全員が音質の重要性を大切に考えていると思います。
 
バロック時代の弾き方、ロマン派の弾き方、それぞれが違いを持っています。
 
初心者は、バロック、古典の要素から教本を学びます。指をしっかり使って音にメリハリを持たせること。
バイエルが良い例でしょうか。
バイエル卒業するとブルクミュラーに入り、初めてロマン派の要素に触れ、しっとりとした音色テクニックを学びます。
そして、ソナチネ、ソナタ、バッハとまたバロック・古典をレベルを上げて学びます。
(ちなみに、最近のピアノ教育ではバイエルの使用が減っています。私も使用していません。)
 
指の作法が時代によって変化するのですが、基本的な所で言うと、バロック古典が、いかにテクニカル面で需要であるかが分かります。
 
まだ原始時代、楽器の始まりは「たいこ」でした。
叩く作業は原点ですね。
 
ピアノも弾く以前に、どのように打鍵してきたら、音が跳ね返るのか想像しながら弾いていかなければなりません。
 
最近の指導で、よく生徒にやらせてるのが、譜面台の高さに位置するピアノ蓋の側面。
ここの狭い所で指を叩かせて、指の打鍵音がいかに大きな音量でなってくるかの実験です。
指を丸くして(関節活用)、蓋に対して垂直に入ってきた指は音量がとても大きく、反対に指を伸ばして打鍵した場合は音量が全く聞こえない。
 
この指を伸ばして弾く人にフォルテだよと言うと、力づくで鍵盤を叩いてくるので、最悪な音質になります。
 
レッスンでは、事細かな説明を生徒&お母様たちに話しています。
 
ご家庭で、この弾き方を意識して練習すると、見違えるように音が綺麗になります
 
ご興味ある方は、レッスンに来てみて下さいね
(現在、待機生、募集中です)
 
 
 
 
 
 
 
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