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現在、11月にある発表会曲を練習中の生徒さんたち

みんな譜読み中なのもあり、毎時間細かい音符と指使いのチェックで、目がジンジン、肩がガチガチと、この時期は上半身にきます

でも、皆さん、頑張って練習してきてくれて偉いですね

この前のコンペの参加により、大人になったね~
と思う生徒さんがいます。

今は、保育園の年長さん。
元々、天真爛漫でレッスンではワガママばかり…落ち着きなかったり…思い通りにならないと泣きわめく~、何拍子もそろった子。←この状態の時が年少さんの冬だったかな。
いい加減、レッスンにならなくて、ママには申し訳なかったですが、辞めさせて年長さんになったらまた来て下さい
とお話ししました。

ママも承諾してくれたのですが、娘さんが「いやだーやめたくないーななゆり先生のところへいきたいー
」と毎日言ってたようで、お母様に少し条件を出して、また通ってもらうことになりました。

でも、年少さんでも、体験レッスンの時に1音弾いてもらっただけで、センスある子と気づきました…。
ちょっとふざけるけど、ママが熱心でしたので、予習もたくさんしてきてくれて、何だかんだ、あっという間にピティナステップにも出るようになりました。
舞台でも、ふざけやすさが出るので、大人たちは、気がきじゃありません。
元々、表現力がある子なので勉強のためにと、今年のコンペに参加しました。4曲を何ヵ月もやり、相変わらず彼女は、話し出すのですが、レッスンは45分間きちんとピアノが弾けるようになりました。
結果は予選奨励賞。
コンクールの意味を分かっていなかった生徒さんは、1度、予選で落ちた事にやっと気づき(盾がもらえず悔し泣き)、本腰を入れてたったの1日の練習で、予選奨励賞までたどりつきました

ものすごい集中力です。
それから、今、ハードな発表会曲(4ページ)の譜読みを両手でサッと弾いてきたんですね。レッスン中、無駄話せず一生懸命に楽譜を見て、頭はフル回転

お母様の努力の証しなんですが、親子で頑張ってくれています。
だいぶ成長してきたから、雪だるまの「全調があっという間に弾ける本」をお渡ししました。雪だるまの絵が書いてあるから、とても嬉しそうに抱き締めて帰宅していきました
。

私もよく娘に言いますが、ピアノを弾きながら泣いたりすると
「ピアノ嫌ならサッさとやめて。ママも大変だから。」と冷たい口調で言ったりしますが、悔しそうに、イヤダー
と返答してきます。

小さいながらに、諦めたくない気持ちを持つ人格、素晴らしいなぁと思っています。
この生徒さんも泣いても諦めないそうです。
時々、娘は、「嫌ならいいよ」の私からの発言に「うん」と肯定的な時があり…
「エッ
」と拍子抜けする時ありますが、そういう時は、努力の上に楽しさが待っている
事を分からせるよう仕向けていきます




ピアノって、本当、心が強くなりますね
