皆さま、こんばんは
今週は、とても忙しくて、ブログを書く余裕がなく~。
色々あったのですが…
まずは、(水)にピティナ八王子支部の先生達の集まりがありました。
その中で「スラー」の講座があったんです。
音友、全音、ヤマハの社版をとりあげて、ソナチネの1曲について、版の違いを研究しあいました。
だいたいの先生たちは、幼少期に全音で学んだと思います。
基本的にスラーの記載がない、作曲家の原稿を写したものを原典版と言います。曲のイメージから後世の人がスラーをつけたしたものが最近、たくさんの社版から見受けられます。
生徒たちに与える本は何が良いのか…。
本格的に音楽を学ぶ者は、原典版を取り入れます。余計な解釈はせず、時代の様式にそった弾き方をするからです。
私としては、この生徒さんには、この版がいいかなと考えるのは面白い時です
最近は、少しづつ、ブルクミュラーから成長し、ソナチネに入る生徒さんが増えてきました。
1楽章、2楽章、3楽章と曲に物語があるようで、曲を仕上げていくのが面白そうに見えます。
何故か、他の教本よりソナチネばかりを弾いてくる生徒さん多めです
ソナチネ、細かいから嫌がるかなぁて想像してましたが、そうでもない様子です
ソナチネを通して、自ら音楽を作り上げる楽しさを学んで欲しいです。
ブルクミュラーでロマン派の雰囲気を知り音色を勉強し、ソナチネでオーケストラのように曲を区分けしながら、その個性を演奏する…。
ピアノを途中で退会する子もいるのは仕方がないと思いますが、せっかく音楽を勉強するなら、ソナチネまでは進んでもらいたいと思います。
そこまでいけば、音楽の歴史や弾く楽しみを将来につなげていけます。
音楽は、人生において必須のコミュニケーションツールです