ななゆりブログhttps://piano-nanayuri.in-website.com/

脱力

みなさま、こんにちは
 
ピアノレッスンして私が抑えるべき技術ポイントがあります。
 
指先への集中力
第1関節から爪先にかけて極力、鍵盤をつかめるイメージであること
肩や腕に力を入れずふわっと丸い手つきが鍵盤に乗っていること
手首が柔軟であること
 
以上が生徒達にはきちんと出来て欲しいポイントです。他にもまだ、上記に関連づいての身体の使い方はありますが、ここでは丸秘にしておこ
 
どのような音質で弾きたいかイメージついていますか
左右バランスの音量調整を感じていますか。
 
例えば、ピアノには脱力て必要なわけですが、全てにおいて手首が緩んでいると困ることもあります。細い連打をうつスタッカートなど。
最近、生徒に「伴奏エリアの和音に関しては手首は緩ませ過ぎないようにね」とお話した所です。
 
数十年前に比べるとピアノは「脱力」が浸透してきましたよね。
しかし、何でもかんでも、脱力すればいいと思う子も中にはいます。
 
脱力する時には直前で重力がかかるため、重さと響きのある音質になります。基本的にはメロディを歌う時に用いると良いと思います。
これを左手の伴奏がやるとうるさくなってしまったり。
また、曲のスピードによって脱力していくスピードも異なります。
 
一般的には腕や手首が固い子が多く、何でピアノの先生はそこを指摘しないのかなと入会希望者の体験レッスンの時に思います。
 
他から転室してきた生徒さんが多くいますが、今では曲想に応じて弾き手を上手くコントロール出来るようになっています。
 
さらには、成長したなぁと思ったのが…
 
小学校高学年で当教室に来てくれた生徒さん。
数年経過、コンクールも受けてきました。
今ではショパンのエチュードを弾きこなすまでになりました。それでも、しばらくは音がカチカチで治るかなぁと思いましたが、何と1回のレッスンで脱力が上手く行き素敵な演奏が出来るまでになりました。
理解出来たの 感動でした
 
曲の難易度が高くなると正直、疲れます。
私は重度の肩こりもあり、いかに、楽に弾けていけるか研究しました。
私も昔はがんじがらめな演奏でした。
体幹を整え腕を楽に使い、指先で音色の変化をつける方法で生徒達には指導しています。
 
譜読みが出来て、なんか楽に弾けるようになってきたと思ったら、音質にこだわって練習してみて下さいね。
 
響きのある演奏は、本当感動して泣けてきます
ひとまず楽しく弾けりゃいい~は、残念。
もっと、良い音楽を求めてみてね。
 
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ピアノ 教室 指導者 」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事