読者様から、こんなリクエストをいただきました～
「みやがわさんが、うつ病から回復されたきっかけを知りたい」
はい。
みやがわ、今から18年前、うつ病でした
いや～、あの頃はホント辛かったな～。
自分が嫌で嫌でたまりませんでした。
毎日「死にたい。死にたい」と考えていました。
その当時のことを、以前ブログに書いてますので、
よかったらご覧くださいませ。 
こちら
わたしがうつ病から回復した最初のきっかけは、
「母と子でインフルエンザをなんとか乗り越えた!」 という自信でした。
このおかげで、
「こんなわたしでも、子どもの命をなんとか守れた!」
「こんなわたしでも役にたった!」
「こんなわたしでもいていいんだ」
と、ダメダメな自分に、はじめてOKを出してあげられたのです。(涙)
自分の存在を100%受け入れられなくても、
ほんのちょっとしたことがきっかけで、
「こんな自分でも、もしかして、いていいんじゃないか」
って思えることがあります。
わたしはそう思えたことで、今まで自分を責めていたのが、
少しずつ責めなくなっていったのです。
「あれができない」
「これができない」
と、できないことばかりに目が向いてたのが、
「今日はこれができた」
「こんなふうに思えた」
と、小さな変化に気づけるようになりました。
具体的には、
●以前は一日パジャマだった。 → 朝、服を着替えるようになった。
●髪がボーボーだった。 → 髪をとくようになった。(人からどう見られるかを意識するようになった)
●毎日泣いていた。 → あまり泣かなくなった。
●なにもやる気がわかない。 → 「体調さえよければ、出かけられるかも」と思える日が出てきた。
●料理を作る気力がまったく起きない。 → おいしい料理が食べたいという意欲が出てきた。
こんな変化です。
どうですか、みなさん。
このくらいの変化なら、見つけようと思えば、見つかるでしょ？
この見逃してしまうくらいの小さな変化を、丁寧にみていったことで、
わたしは一歩一歩回復に向かっていったのです。
できれば、変化を一緒に喜んでくれる人(家族や友達)がいると、
回復はもっと早いと思います。
あっ、
回復に向かったと言っても、もちろん波はありましたよ。
しんどい時も、自分を責める時もありました。
でもね、インフルエンザを乗り越えた時のあの感動は、
わたしにとって、生きる支えとなったのです。
わたしがうつ病から回復していったきっかけは、こんな感じです。
みなさんにとって、ほんのちょっとした変化はなんですか？
その変化をぜひ記録してみてください。
一ヶ月後、大きな変化へとつながっていくと思いますよ。
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