みやがわみちこがお届けする「なんでも仙人」ブログ

ご相談例十一の続き (意識の世界について)

さて、『この五十代の女性が、どうやって手放していったらよいのか?』
の前に、意識の世界について少し話すとしようかのぅ。


意識の世界にはな、三つの世界が同時に存在しているのじゃよ。

『貧困の世界』・・・奪い合う世界
『競争の世界』・・・競い合う世界
『豊かさの世界』・・分かち合う世界



意識の世界により、それぞれ波動が違い、出会う人が違う。

同じ地球という空間の中にいながら、
これらの世界は別々に分かれて存在しているのじゃ。

競争の世界にいる人に、いくら豊かさの世界の教えを説いても、
「そんなに現実は甘くない。」と言うじゃろう。

「やらなければならないことはいっぱいある。」「お金が足りない。」「自分は休むことなどできない。」と。

本当にそうじゃろうか?

それは競争の世界や貧困の世界に住んでいる人にとっては真実であり、
豊かさの世界に住んでいる人にとっては真実ではない。

豊かさの世界に住んでいる人は経済的に豊かな人で、
貧困の世界に住んでいる人は経済的に豊かではない人、というとらえ方は違う。

例えば、どんなに収入の多い人でも、人から奪うことばかり考えている人は、
貧困の世界に住んでいる。

佐賀のがばいばあちゃんのように、どんなに貧しくとも、知恵を出し、明るくみなと助け合って生きている者は、
豊かさの世界の住人なんじゃ。

社会で働いているとなかなか思うようにはいかず、厳しい現実を知るという者がいる。

しかし自分の課題にとって、まったく無関係なところには行かぬ。
目の前の相手は何かが共鳴し合っている。

会社だから企業だから競争の世界にいるということではない。

境目は一人一人の意識なのだよ。

今自分のまわりにどのような者がいるか?

奪い合っている者が多いか?
競い合っている者が多いか?
分かち合っている者が多いか?


それを見れば、自分がどの世界の住人であるかが分かる。
 

「あのぅ・・・、多くの方は、競争の世界におられるのではないでしょうか?
その中にいると、『世の中は厳しい』『休むことはできない』『お金は足りない』『時間は足りない』というのが
あたりまえになってしまいます。そこからどうやって豊かさの世界に行くことができるんですか?なんでも仙人。」
 


ふむ、そんな時は、この質問を自分になげかけてもらいたい。

① 自分のための時間を楽しんでいるか?
② 自分を大切にしてあげているか?
③ 自分の心の声に耳を傾けてあげているか?



働いている者は自分のための時間が少ない。
しかし少ないなりに、仕事をとおして何か自分が楽しめるものがあるのかもしれぬな。

また入浴や食事の時間、大好きなドラマや本でもよい。子供との会話でもよい。
もちろん自分だけのスペシャルな時間をもつこともよい。

今日一日の中で、自分が楽しいと感じた瞬間があったか?

なければ自分から作っていくことじゃ。

うまくいっていない時は、
『あえて自分が楽しいと感じる時間を積極的にとること』
それだけでうまくまわりだす。

競争の世界に住んでいる者は、まわりの状況に振り回されている。
自分の心の声を聴く時間や余裕がない。
かすかに聴こえてくる内なる声も、「そんなのムリ。」と打ち消してしまう。

豊かさの世界に住んでいる者は、
① 自分のための時間を楽しんでいるか?
② 自分を大切にしてあげているか?
③ 自分の心の声に耳を傾けてあげているか?

を大切にしているのじゃよ。

自分の魂の声を聴き、それに従って生きている。
人はそれが本来一番うまくいく早道なのじゃが、
とかく頭で考え、内なる声を封印してしまう。

これら
① 自分のための時間を楽しんでいるか?
② 自分を大切にしてあげているか?
③ 自分の心の声に耳を傾けてあげているか?

を意識しだした時、同じ職場や同じ環境の中にいながら、意識の世界が変わり、
目の前の現象が変わるのじゃ。

「今まで私のことをライバル視していたあの人が、なぜか今日は笑顔で話しかけてきた!」
ということが起こってくる。

おもしろかろう?

働いているから競争している。専業主婦だから競争していない、そんなことではないのじゃよ。

その日の自分の調子によっても変わるしのぅ。


それをふまえた上で、今回の相談内容をもう一度みてみよう。
続きは明日のブログで
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