さて、体外離脱して、
真っ暗なトンネルの中をすべっていった先にあった、
あったかくてまぶしい光の玉。
その光の玉の前に立ちはだかった、
超巨大な大日如来様。
西遊記に出てくるシーンで、
孫悟空がきんとうんに乗ってこの世のはて?
まで飛んでいき、
最果てにあった五本の柱に、証拠のサインを残したら、
実はそれはお釈迦様の指だった・・・
というシーンがありますよね。
あんな感じ。
超巨大なんです。
その時、大日如来さまからか?光の玉からか?
どっちか分かりませんが、言葉が聴こえてきました。
耳に聴こえるというより、感応するという感じでしょうか?
テレパシーみたいに、相手の言葉がなぜか分かるんです。
「そちに届けている声が、
夢や気のせいではないことを
分からせるため、
このように体に感じさせた。
そちは自分が
信じられなくなっているのであろう?
まわりの者に言われて、
夢か?
自分の意識が作り出したのではないか?
と思い始めている。
そちの言葉ではなく、
受け取った言葉だと、
そちが自覚していおらねばならぬ。」
ほへ~っ・・・という感じです。
もぅ圧倒されて、口をぽかんとあけて、
見上げるしかない状況なんです。
「この光が本当の自分。
本来の姿。
みなどの者も光をもっている。
しかし、
自分の中の光を見失い、
もがき苦しんでいる人がたくさんいる。
自分なんて・・・と、
自分を過小評価している人が
たくさんいる。
みなに声を届けているが、
なかなかにこの声が聴こえないから、
どうか代わりに
この声を届けてほしい。」
そう言い終わると、今まで見ていた景色が急に小さくなって、
空間が閉じるように自分の部屋の景色に変わりました。
映画のCGみたい。
こんな体験はじめてしました。
ドラえもんの四次元ポケットを描いた藤子不二雄さんは、
もしかしたらこのような体験をされたんじゃないかな?
なんてことが頭をよぎりました。
信じられないような体験ですが、
体が滑っていく感覚や、浮き上がる感覚を実際に体感したので、
これは間違いようのない事実だと、わたし本人は分かります。
四年たった今でも、あの滑っていくスピード感や、
背中に摩擦が一切ないツルツルした感じは、忘れられません。
「もう一回魂の故郷に行ってみたいなぁ~。
空間がパカッと開かないかなぁ。」
なんて、ワクワクしながら待っているのですが、
あれ以来さっぱりありません。
きっと亡くなる時は、あんなふうに光に戻っていくのかなぁ・・・、
そんなことを思いました。
あのジェットコースターなみのすべり台体験は、
あの世に帰る時の楽しみにとっておこうと思います。
実は今年になって、わたしが見た光の玉にそっくりな絵を見つけました!
その絵は、ツキを呼ぶ魔法の言葉の著者、五日市剛さんの
講演会のチケットハガキの裏に、印刷されていました。
「この絵を見てると波動が上がるそうだよ。
五日市さんが言ってた。」
と、チケットハガキの持ち主の友人が言ってました。
五日市さんも、行ったんでしょうかね? あちらに。