みやがわみちこがお届けする「なんでも仙人」ブログ

人を変える必要はないんだよ


 問題を抱えるお子さんをおもちの、お父さんお母さんへ


 子供の問題って、いろいろあります。
 例えば不登校とか、暴力、万引き、などなど。

 こんな時、保護者の方は「子どもをなんとか変えないと」「変わってほしい」と
 必死になられます。

 けれど親がこう思っているうちは、子どもはなかなか変わりません。

 「子どもをなんとか変えないと」「変わってほしい」 という想いの中には、
 「今の子どもはダメなんだ」「今の子どもを認めない・認めたくない」という感情が込められているからです。

 このような親の想いは、一言も言葉を発さなくても、なぜか子どもに伝わってしまうものです。

 子どもに問題行動が起こるには、起こるだけの理由がちゃんとあります。

 わたしがカウンセリングした例では、
 家族が何かしらの事情で、生きるのが苦しい状態になっているのに、
 その状態を無理して続けている時、子どもがそれを止めようとして、
 必死にサインを出している場合がほとんどでした。

 つまり、子どもは無意識で家族を必死に守っていたわけです。

 なのに、その苦労を誰も分かってくれない。
 誰も「よく頑張ってきたね。」と声をかけてくれない。

 問題行動にのみに焦点をあてられ、「なんでこんなことするんだ!」「おまえはダメなやつだ!」
と言われたら、誰だって腹もたつし、心を閉ざしてしまうんじゃないでしょうか?

 まずはお子さんに対して、「今までよく頑張ってきたんだね。ありがとう。」という
 ねぎらいの言葉をかけてあげることが、お子さんが心を開くのに
 欠かせないんじゃないかな?って、わたしは思います。

 その次にできることは、子どものいいとこ探しをすることです。
 
 前回のブログにも書きましたが、「一週間のおためしパック!」
 ぜひお試しください。

 問題行動を起こしているお子さんに対しては、いいところを探すのが難しい
 と言われる方が多いと思います。

 そんな時は、昨日のわが子をスタートラインにして、
 昨日の状態と比べてどうかでみていただきたいんです。
 
 例えば、昨日も子どもが怒っていて、今日も怒っている。
 これだと変化なしの状態です。

 スタートライン。(マイナスではありません。)

 けれど、昨日も怒って、今日も怒ってるけど、
 今日は昨日に比べたら、怒っている時間がほんの少し短かった・・・

 これはすごい成長なんです。

 すかさず、そこをほめてあげてください。
 
 子どものちょっとした変化を見逃さないであげてほしいのです。

 こんなことくらい・・・
 と思うような、小さなことで結構です。

 その積み重ねが、すごい変化を生み、奇跡が起こるのを、
 わたしは何度も見てきました。

 子どもの欠点を指摘する必要はないんです。

 それよりもちょっとした変化を認め続けてあげてください。

 なぜ欠点を指摘する必要がないのか?

 これについて、とても素敵なメッセージが届きました。

      それは次回のブログにて。

 

  
 

コメント一覧

なんでも仙人の弟子
ありがとうございます。
ともこさんへ

明日のブログはは、
昨日車を運転中に聴こえてきた最新のメッセージです。ホヤホヤです。(^-^)
ともこ
次回のブログも楽しみです♪
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