自分の感情を抑え込んで、「嫌だ」「辛い」「悲しい」と表現できなかった人の課題に、
「心の声を叫ぶ」というのがあります。
以前(6月くらい)にコメントで、「心の声を叫んだら、わがままになるのでは？」
というご質問をいただきました。
またブログでお伝えしますと言いながら、
すっかり遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
「心の声を叫ぶ」というと、
感情的に「これは嫌なんだ!」「なんでわたしがこんな目に!」と叫ぶことを
イメージされるかもしれませんが、そうじゃないんですよ。
まず第一段階は、自分が「辛い」と感じていることに気づいてあげることです。
そして第二段階として、「辛い」と感じたことを、Iメッセージで相手に伝えることです。
「わたしはこれをされると辛いんです。」
「悲しくなっちゃうんです。」
と、自分が感じた気持ちを、相手に伝えることです。
攻撃的に相手にぶつければ、鏡の法則で、相手からも攻撃のエネルギーが返ってきます。
でも、自分が感じたことをIメッセージで伝えることは、
決して攻撃のエネルギーではありません。
「心の声を叫ぶ」という表現より、
「心の声を伝える」という表現の方が、イメージしやすいかもしれませんね。
今日ある方からお手紙をいただきました。
その方は、今まで心の声を伝えられなかった方です。
その方は、理不尽な攻撃してくる人のことで、困っておられました。
感情を封印して、心の声を伝えずに、我慢し続けていると、
なぜか人から理不尽な攻撃にあいやすいのです。
最近、勇気を出して、自分の感じたことをIメッセージで相手に
伝えるようにされたそうです。
自分の伝えたいことの1/10も伝えられなかったけど、
でも勇気を出して、頑張って伝えてみられたそうです。
相変わらず理不尽な攻撃は続いているのですが、
でも自分の気持ちを1/10でも伝えることができたことに、
自分への自信を少し取り戻されたように、わたしは感じました。
「理不尽なことでこんなに攻撃されるのは、
さすがのわたしでも、これは違う!嫌だ!と表現するために、
あえてその役(攻撃する役)をやってくれてるのかしら・・・？とも
後から思えてきました。」
とお手紙にありました。
この方のチャレンジに、わたしがどれだけ感動したことか!
本当に嬉しくて、胸がいっぱいになり、みなさまにこの感動を分かち合いたくなりました。
自分にとってはほんの小さな一歩でも、
魂の故郷では、大絶賛大拍手をしてくれているんですよ。
もぅ、お祭りさわぎです
見ていただけないのが残念でしかたありません。
1/10でもいいです。
素晴らしい感動をありがとうございました!
きっと少しずつ目の前の現象に変化が起こってきますよ
