「よいか、そちが学びの本当の意味に気付かぬから、 何度も形を変えて、同じ課題がきているのじゃよ。 つまり同じ苦手なタイプの者が現れてくる。」 「本当の意味って、いったい何なんですか?!」 「そう口をとがらすでない。」 「だって・・・、 何回もくるってことは、つまり 今の自分ではダメだって言われているわけですよね?」 「そんなことは一言も言っておらんよ。」 「でも・・・。」 「そちは同じ課題がくることで、 自分が責められているように感じたわけじゃな。」 「はい。」 「ふむ、これから話すことは、そちが想像していることと まったくちがうのじゃよ。」