ちょっとブレイクタイム 不思議なご縁

　わたしは講演会に参加する時、講演の内容も楽しみなのですが、
　もうひとつの楽しみがあります。

　それは参加者との不思議なご縁です。

　たいていその不思議な方は、わたしの隣に座っておられます。
　
　ぱっと見の印象では、大変人相がよく優しい方が多いです。
　
　それでなんとなく話しているうちに、
　実はその方が大変大きな悩みを抱えておられて、人生のピンチだった・・・
　なんてことが分かったりします。

　昨年の2月、わたしの大好きな斎藤一人さんの講演会に参加した時も、
　そんな不思議な方がわたしの右隣に座っておられました。

　
　その方は五十代の優しそうなご婦人で、
　世のため人のため家族のために、自分の身を削っては一生懸命尽くしておられる方でした。

　その方の人相を拝見していると、いかにこの方が優しい方なのか伝わってきました。

　でも仕事や人間関係がうまくいっていないのです。

　苦しくて潰れそうになっておられるのです。


　そこで、なんでも仙人のストーリーでもお伝えした、
　ご相談例十の「いい人なのに苦労の連続の人」の話をしました。

　「自分のことを後回しにして、人のため人のためってやってると、
　　そのうちエネルギーが続かなくなる時が出てくるんです。
　　自分の体力や精神力の限界を超えているのに、
　　それでもまだ自分のことを後回しにしていると、
　　ストップがかかるんですよ。
　　ストップのかけ方にはいくつもの段階があってね、
　　今どんなことが起きているかを見れば、
　　その方がどれくらい無理をされているのかが分かるんですよ。
　　それでそのストップのかかり方なんですけどね、
　　本人にとって、実に嫌～なストップのかかり方をするんですよね～。」

　　なんて話していて、その方の出来事をひとつひとつ整理していくと、
　　その方は「うんうん。」と真剣に聴いてくださり、
　　「なるほど、分かる。納得できる。そうかぁ・・・、そういう意味だったんだ。」
　　とお顔の表情がどんどんほどけていかれ、肩の力がほんの少し抜けたように感じました。

　
　　自己犠牲タイプのの優しい方で、うまくいっていない方がおられましたら、
　　ぜひ自分を大切にしてあげてくださいね。
　
　　自分を楽しませる時間をとってあげてください。

　　自分の好きな音楽を聴く
　　自分の好きな本を読む
　　自分の好きなアロマを身につける
　　自分が楽しくしゃべれる友達とお茶する
　　自分にエネルギーをくれる人に会う
　　自分の食べたいおいしいものを食べる

　　自分の楽しいと感じることってなんだろう？って自分に問いかけてください。
　　
　　何かする前に、「それ苦しくない？」って、自分の心に問いかけてください。
　　
　　「それ、本当にしたいの？」
　　「心はYesって言ってる？」
　　「心は重くならなかった？」

　　自分の心はちゃんと答えを知っています。
　　自分の心は正解を間違えません。

　　心が軽やかな方、心がワクワクする方、それが正解です。　　

　　自分にとって心地よくて、
　　自分も相手も楽になれる一番幸せな方法を、心はちゃんと知っているんです。

　　なぜなら、心は光とつながっているから。

　　心が光そのものだからです。

　　
　　迷った時は、自分の心に聴いてあげてください。
　　
　　「それ、本当にやりたいの？」