セミナーのご質問④

(若いサラリーマンの男性からのご質問)

仕事でお客さまからのお電話をとると、緊張して頭が真っ白になり、
的外れなことを言ってしまうことがあります。

他の方が普通にできることが、自分にはなかなかできずに落ち込んでしまいます。

どうしてなんでしょうか？
どうしたらいいんでしょうか？

人前だときんちょうしてしまう、「あがり症」の人っています。

けれど、この方の場合は「あがり症」ではなく、
過去世が影響しているようでした。

この方のご質問をお聴きしているうちに、見えてきた過去世は、
修行僧をしている過去世でした。

山岳で修行をしたり、滝に打たれたり、
過去世でかなり厳しい修行をされてこられた方のようです。

わたしはこの方の書かれた詩を見せていただいたのですが、
お若いのにとても深く心にしみる詩でした。

セミナーで読ませていただいたら、
泣いておられる参加者の方が何名かおられました。

人が一生かかって学んでいくものを、すでに知っておられるんです。
だから、こんな深い詩が書けるんですよね。

精神的にはとても成熟しておられるのに、
サラリーマンのお仕事では、自信をなくされてしまう・・・

このようなケースは、過去世で修行僧や高僧をされておられた方が、
今世で俗世間に飛び込んでいかれた場合によく見かけるパターンです。

精神的な面でのフォローは得意なのですが、
営業や電話対応、ノルマ、お酒の席など、
慣れないことをするものですから、うまくいかずに焦ってしまいます。

「今世は、過去世とは全然違う世界に飛び込んだから、
慣れないことがあってもしかたない。
自分の中では、めいいっぱい頑張っているんだよ。」

「慣れないことは、少しずつ学んでいけばいいんだよ。」

そう自分に言ってあげると、電話の対応も少しだけ緊張がゆるむかもしれません。

この方の力の発揮しどころは、電話の対応ではありません。

『精神的な面でのフォロー』『人に教える』『導く』
このようなことは得意分野です。

ぜひご自分の力の発揮しどころで、輝いていただきたいと思います。