東京なんでも仙人セミナーでのご質問②

男性の方からのご質問です。

「なんでも仙人というのは、本当にこの絵のような姿で
現れるのですか？」

このご質問、時々セミナーの中でいただきます。（＾－＾）

このような姿では現れません。

というより、形がありません。

まぶしい光です。

声が聞こえはじめた時、
いったい誰がわたしに声を届けてくださっているのだろう？
と思い、声の主に尋ねたことがあります。

「あなたはどなたですか？どこかの観音様ですか？守護霊様ですか？」

そしたら、こんな返事が返ってきました。

「愛や光」

「えっ？愛や光？!」

名前がないことにびっくりしました。

その頃のわたしは、江原啓之さんの本は大好きで読んでいましたが、
その他のスピリチュアルな本は読んでいませんでした。

精神世界についての情報をあまり知らなくて、
声が聴こえたら、それは守護霊様に違いないと思っていたんです。

「名前がないんですか？」

「愛や光であって、それ以上でも以下でもない。名など無用。」

そうはっきり言われました。

愛を可視化すると光になる。
つまり、愛＝光なのだ

とも言われていました。

わたしが教わったことを本にする際、
「愛や光からのメッセージ」と書くと、
宗教と誤解され、読んでいただけないのではないか？

神様と書くと、神道の方から何か言われるのではないか？

と思い、仙人くらいだったら誰も何も言われないだろう・・・
とふんで、なんでも仙人という名前をつけました。

(ご質問者の男性)

「精神世界の本を読むと、どの本にも愛や光というのが出てきます。
こういう対話ができる人はうらやましいけど、
何か聴こえる人は特別なんでしょうか？」

わたしが声が聴こえ出した時、
わたしのまわりで聴こえているという人はいませんでした。

ところが、いろんな人とつながっていくと、
聴こえている人は意外にいることが分かってきました。

今は魂の時代に入ってきているので、
つながりやすくなってきて、聴こえる人も増えているのではないでしょうか？

ここまでがセミナーでお話した内容です。

たまに
「スピリチュアルなことに大変興味をもっています。
わたしも聴こえるようになりたいのですが、
どうしたら聴こえるようになりますか？」

とご質問される方がおられます。

わたしはどうしたら聴こえるようになれるのか？
その方法は分からないので、お教えすることができません。

気をつけた方がいいことは、「聴こえる」と言っても、
みんながみんな「愛や光」とつながっているわけではない
ということです。

波動の低いエネルギー体とつながってしまうと、
人をコントロールするようなことを言ったり、
威圧したりすることもあります。

見極めるポイントは
言葉が美しいか？
その言葉の中に愛を感じるか？
だとわたしは教わっています。

人として本当に素晴らしい方は、
スピリチュアルな能力があろうとなかろうと、
多くの方に愛を伝えておられます。

先日の飯田史彦先生も言われていましたが、

「真に人を救うのは、薬や奇跡やスピリチュアルな力ではなく、
愛情や希望である。

奇跡やスピリチュアルな力に頼りすぎると、
もっともっとと、依存させてしまう。」

そのとおりだとわたしも思います。

例えば、整体の先生だったら、体の歪みからその人の生き方を
よりよい方向に導くことが可能ですし、

ウォーキングの先生だったら、歩く姿勢により、
その人の人生を変えてしまう方もおられます。

料理から人生を語る方もおられれば、

掃除から、その人の生き方から人生観まで
劇的に変えてしまう方もおられます。

スピリチュアルな能力がなくても、人をよりよい方向に導くことは可能です。

スピリチュアルな能力にあこがれ、こだわりすぎると、
かえって「依存」や、「今の自分では何かが足りていない。」
という感情をもってしまい、自分の輝きを見失ってしまうことになりかねません。

「今の自分でもできることはたくさんある」

そう思って、世の中を見渡した時、
自分を必要としている人が見えてきたり、
人から喜ばれたりして、自分の役割に気づくのかもしれませんね。