みやがわみちこがお届けする「なんでも仙人」ブログ

「SWITCH」の感想


 『村上和雄ドキュメントSWITCH(スイッチ)遺伝子が目覚める瞬間』について、
 昨日の続きです。

 村上和雄先生は、筑波大学名誉教授で、
 1983年に高血圧の黒幕である酵素「レニン」の遺伝子の解読に成功され、
 世界的な遺伝子解析の第一人者と言われている先生です。

 村上先生は遺伝子研究や生命科学といった難しい研究をされておられるのに、
 とってもおもしろくて笑いが大好き。

 村上先生の講演会では、笑いがいっぱいおこります。

 村上和雄先生の人生や考え方が、まさに宇宙のしくみにピッタリ合っていて、
 先生の本を拝読するたび、
「世の中のしくみはこうなっているんだ。なるほど。うまいことなってる。」
 と、感心するばかりです。

 『村上和雄ドキュメントSWITCH(スイッチ)遺伝子が目覚める瞬間』の中で紹介されていた、
 村上和雄先生が現在研究されておられる実験が、また最高なんですよ。

 「うわ~っ、こんなおもしろいことを、まじめに研究されてるんだ~。」
 と、映画を見ながら笑ってしまいました。

 「笑い」というのは、本当に大切です。

 「笑い」はストレスを軽減させ、生きる力になるだけでなく、
  遺伝子のスイッチをONにし、不可能を可能にする大きなカギを握っている・・・

  そのことを、この映画をとおして強く感じました。

  また映画のパンフレットにもありました、鈴木七沖監督の想いが素敵なんですよ!
  素敵な言葉なので、パンフレットの言葉をそのまま載せさせていただきますね。
  

  「SWITCH」はみんなの紙芝居      企画・構成・監督 鈴木七沖


  「人間の可能性は無限である」。これは「SWITCH」がいちばん伝えたいメッセージです。
  ではどのくらい無限なのか? その答えは、言葉を超えている世界にあるのかもしれません。

  村上博士は「遺伝子」という科学の言葉を使って、それを多くの人に伝えようとされてきました。
  今やその活動は、ひとつのうねりとなり、さまざまな場で、「遺伝子には、スイッチのオンとオフがある。」
  ということがいわれるようになっています。

  博士の軌跡を映像にすることで、子どもから大人までダイレクトに可能性が目覚める瞬間を
  かんじることができるような、遺伝子のスイッチがオンになるような作品を作ることができるのではないか。
  そのような思いから本作品の制作を始めました。

  もうひとつ、私たちが大切にしたいことがあります。
  それは、この作品が「自主上映という形で広がっていくこと」。

  一人きりで観るのではなく、できるだけ大勢で観てほしい。そして観終わったあとの余韻を、
  観客のみなさまで共有してほしい。その昔、日本で紙芝居がはやっていた頃、子どもたちが
  胸躍らせながら物語の世界に浸っていた、あの独特の「場」。

  そのような空間を「SWITCH」とともにつくっていきたいのです。

  このドキュメンタリーには、愛や笑いといった心の働きが遺伝子に素晴らしい影響を及ぼした例が
  いくつも出てきます。この作品をとおして感動の輪が広がり、皆さま自身が、遺伝子のスイッチを
  オンになる瞬間を体験する一人になっていただけることをスタッフ一同願っています。
 


  いかがでしょうか?

  鈴木七沖監督のにじみ出すような光、福相の理由が、この言葉の中にあふれているように思います。
 
  素敵な鈴木監督にお会いできて、直接お話しすることができ、とても嬉しく思いました。

  ちゃっかり「なんでも仙人BOOKS」もお渡しできました。
  こんな素敵な監督に読んでいただけるなんて、幸せです。

  この日はなんと、「1/4の奇跡」の入江冨美子監督監督も来られていて、
  (当日の朝に参加が決まったそうで、司会の方もびっくりされてました。)

  「宇宙の約束」の岩崎靖子監督も来られていました。

  入江冨美子監督はみんなをグイグイ引っ張って行ってくれるような、存在感とオーラをもたれた監督で、
  岩崎靖子監督は妖精のような透明感のある監督でした。

  素敵な監督さんが勢揃いの、豪華な映画上映会! とっても楽しかったです。

   
 

 

  
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