宇宙の壮大なしくみ①

　さて今回は、過去世の記憶⑧の続きになります。

　なぜ自分にとってこんなにも過酷な人生計画を、自ら立てることができるのでしょうか？

　宇宙の壮大な仕組みとはなんなのでしょうか？　

　わたしがはじめて声が聴こえだした日から、4年3ヵ月が過ぎました。

　今までいろんなことを教わってきましたが、
　声の主は一度も人を責めたことがありません。

　どの人にも、愛のある言葉、許す言葉、認める言葉を言い続けているのです。

　その人が一歩前に歩みだすために、勇気を与える言葉を言い続けているのです。

　そこには一切の自我がありません。

　ただ愛のエネルギーに満ちあふれているのです。

　生きている方の中で、これほどまでに人を認め続けてくれる存在に、
　わたしはまだお会いしたことがありません。

　それは届いている声が、人ではなく、
　純粋な愛のエネルギーそのものから届いているからではないか？
　と、わたしは思っています。

　実際に「あなたはどなたですか？」と問いかけた時も、
　「愛や光であり、それ以上でも以下でもない。名など無用。」と言われていました。　

　とにかく慈愛に満ちていて優しい・・・

　それが、実際対話していてわたしが感じる感想です。

　わたしは正義感が強い方なので、ひどい事件がテレビで報道されるたびに、
　犯人に対して強い怒りを感じます。

　「このような犯人は裁かれてほしい!」と思います。

　すると、こんな言葉を言われました。

　「人は人を裁けない。自らの罪は自らが背負う。そのようになっている。」と。

　『なんでも仙人の人生がどんどん良くなるシンプルな教え』の中で、
　"自分が蒔いた種は、良い種も悪い種も自分が刈り取る"という宇宙のしくみをご紹介しています。

　その中で、なんでも仙人が、「例外はないよ。」とぽつりと言っています。

　「そう。例外はない。遅かれ早かれ、どの者もみな
　自分の蒔いた種を自ら刈り取るようになっておる。」と。

　例え罪をおかし、うまく逃げおおせて時効をむかえた犯人がいたとしても、
　自分が犯した罪からは、けっしてのがれることができないのだと。
　
　つづく。