さて、今日は 昨日の続きになります。
8月26日の東京なんでも仙人セミナーで、
「子どものチック症」についての質問がありました。
◆ ◆ ◆
9歳の娘が一人います。
幼稚園の年長くらいからチックがはじまって、
今、小学三年生でチックがひどい状態です。
クラスが変わったからかな~と思っていたら、
夏休みにチックがもっと増えました。
わたし自身がストレスで、怒鳴ったりとか、怒ったりとか、夫婦げんかがひどかったりとかで、
そういう後は子どものチックがひどくなりました。
スクールカウンセラーさんに相談したら、
「本当の子どもさんを見ていない」と言われました。
チックがはじまると、自分を責めてしまいます。
子どもはチックってことに気づいてないとわたしは思っていたんですが、
実は気づいていて、症状がどんどんひどくなっていることが、
苦しいし、恥ずかしいし、いじめられたらどうしようって、
子どもがいっぱいいっぱいになっていました。
9月に子どもの心療内科の予約をしてあるんですけど、
病院の機関に頼るのか、どういうふうにしていったらいいか悩んでいます。
薬はできれば使いたくないです。
チックの子に対して、本当はやさしく接してあげたり、
受けとめてあげられたらいいんですけど、
すごくダメ出しばっかりしてしまうんです。
宿題をやれやれと言っても、全然やらないし、
娘は時間の感覚がない状態で、
わたし自身、思い通りにどんどんできなくなっていっていることへの
フラストレーションがすごくあります。
押さえつけようとするわたしがいるけど、こどもは反発してやらない。
あと、見返りを求める自分と、思い通りにしようとする自分が、
夏休みにものすごく爆発して、歯止めがきかなくなっていて、
葛藤している状態です。
どうしたらいいでしょうか?
◆ ◆ ◆
はい。
こういう相談を受けた時、わたしは
「お母さん、お子さんに、もっとこんなふうに接してあげてくださいね」
と、言ったことがないんですね。
だって、そうできるなら、きっとやっているはずですから・・・。
頭では、「もっとこうしてあげたらいいのに・・・」と分かっていても、
そうできない・・・。
そんな時は、お母さんが電池ギレの状態なんです。
お母さんにエネルギーを入れてあげることが、
まず一番先だとわたしは思っています。
そこで、わたしはこんなふうにお伝えしました。
(みやがわ)
「お子さんにチックが出ていて、夏休みで毎日見てたら、
そりゃ、気になりますよね。
自分にまずしてあげるのは、自分を責めることじゃなくて、
『夏休みの長い間、子どもをずっと見てたら苦しくなるよね。
言えちゃうよね。不安になるよね』
って、自分の心を受けとめてあげることなんです。
一切自分を責める必要はないですよ。
だって、責めると元気なくなっちゃうでしょ?
なんにもできなくなっちゃうんです。
チックがおかしいことだって思うと、気になっちゃうし、恥ずかしいし・・・、
って思って、よけいに気になっちゃう。
例えば、『しゃっくり』の経験って、みなさんありますでしょ。
あれ、止めようと思えば思うほど、止まらないじゃないですか(笑)
それでね、気にしない方法なんですけど・・・、
画期的に気にならなくなる方法は・・・、
橋本陽輔さんがされている『悟る技術ベーシックセミナー』に
参加されるのがいいと思います(笑)
橋本さんのすごいところは、『なおそうとしないこと』なんですよ。
直そうとしないけど、変わっちゃうとこがすごいんです。
ちょっと試しに『悟る技術』のデモンストレーションをしてみましょうか?」
そう言って、デモンストレーションがはじまりました。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
(みやがわ)
「では娘さんのイメージしてみましょうか?
イメージした時、自分から見て、
どのあたりに娘さんがいるように感じますか?」
(質問者の方)
「ひざの上にのっかってます」
(みやがわ)
「どんな表情してます?」
(質問者の方)
「不安そうで、お母さんわたしを見てって言ってます」
(みやがわ)
「ほう。
娘さんのエネルギーをあえて色に例えてみるとしたら、
どんな色に感じますか?」
(質問者の方)
「黄土色と灰色と金色・・・みたいな」
(みやがわ)
「いいですね~。
では、娘さんのエネルギーをあえて形で表現してみるとしたら、
とがってますか?丸いですか?
床の上にドベーッと貼りついてるような感じですか?」
(質問者の方)
「ドケドケ・・・。ウニみたい」
(みやがわ)
「いいですね~。
では、ピンクのストールをかぶってみましょう。
では、もう一回娘さんをイメージしてもらっていいですか?
今、娘さんはどのあたりにいますか?」
(質問者の方)
「同じところで笑っています」
(みやがわ)
「なんかしゃべりかけてますか?」
(質問者の方)
「お母さん、笑って!って言ってます」
(みやがわ)
「なるほど~。
では、娘さんの色は今、何色ですか?」
(質問者の方)
「黄色のような黄金色のような・・・」
(みやがわ)
「トゲトゲはどうなりましたか?」
(質問者の方)
「ハートのような丸いかんじになりました」
(みやがわ)
「では、今、見えてる娘さんに、ちょっと話しかけてみましょうか?
どうしてほしい?って」
(質問者の方)
「遊んでほしいって言ってます」
(みやがわ)
「ほぅ。遊んでほしいって言ってるんですね。
どんなふうに遊んでほしい?って聞いてみてください」
(質問者の方)
「お散歩に行きたいって」
※トータルヘルスデザインさんが、ピンクのタオルを貸してくださいました。
(みやがわ)
「おぉ~、さらにピンクがきました!(笑)
ピンク オン ピンク でやってみましょう(笑)」
※ 質問者の方にピンクのストールとピンクのタオルをかぶせる。
(みやがわ)
「娘さんをもう一回イメージしてもらえますか?」
(質問者の方)
「ちょっと成長してる感じ。
わたしを観察している感じです」
(みやがわ)
「ほうほう。娘さんのエネルギーの色は?」
(質問者の方)
「深い青・・・」
(みやがわ)
「深い青になりましたか。
だんだん軽くなって、気にならなくなっていくと、
色が薄くなっていくんですけど、途中で濃くなる時があります。
橋本さんが言うには、これは『おめでとうのサイン』なんだそうですよ。
今まで封印していたものが、出てきたサインなんです。
カウンセリングの中だと、
封印しているものはなかなか出てこないんですけど、
色に例えると、出てきやすいんです。
では、『悟る技術』に載っているじゅもんを言ってもらってもいいですか?
この本、読まれたことあります?
じゅもんご存知ですか?」
(質問者の方)
「いえ・・・、知りません」
(みやがわ)
「では、本のこの部分を、読んでください」
※質問者の方に、ヤノハハキオオカミのじゅもんを言ってもらいました。
(みやがわ)
「もう一回、娘さんのイメージをしてくださいね~。
今、どのあたりにいますか?」
(質問者の方)
「ななめ前にいて、はしゃいでます(笑)」
(みやがわ)
「表情は?」
(質問者の方)
「表情は、わ~って楽しそうです」
(みやがわ)
「エネルギーの色は?」
(質問者の方)
「ピンク」
(みやがわ)
「形はどうですか?」
(質問者の方)
「波のような感じ」
(みやがわ)
「では、ななめ前におられる娘さんに、どうしてほしい?
って聞いてみましょうか」
(質問者の方)
「眠りたい。やすらぎたいって言ってます。
安心したい・・・って」
(みやがわ)
「ほうほう。
今、ななめ前におられる娘さんを見て、どうですか?
気になりますか?」
(質問者の方)
「勝手に踊ってるな~って感じ(笑)
見守りやすいです。ラクです。」
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
以上がデモンストレーションの様子でした。
いかがでしたか~
このお母さんは、あきらかに表情が明るくなり、
緊張がゆるんでおられました。
8月26日のセミナーにご参加いただいた方は、
その変化を間近で感じていただけたと思います。
このお母さんは、スクールカウンセラーさんから、
「本当のお子さんを見ていない」
と言われました。
その時、「あぁ、そうだなぁ」と、お母さんは思ったそうです。
「スクールカウンセラーさんの言う通りだなぁ」って。
でもね、「子どもをありのまま見る」って、難しいんですよ。
わたしも、「子どものありのままの姿をちゃんと見てますか?!
って聞かれたら、正直、自信がないです。
見ているようで、見ていないことがいっぱいあります。
知っているようで、知らないことが、いっぱいあります。
「無限の可能性がある」
言葉で言うのは簡単だけど、
「無限の可能性を信じてあげられるか?」
っていうと、難しいですよね。
心配ごとがある時は、特にね。
そんな時に、「悟る技術」のやり方は、本当に画期的です。
イメージの中で、ななめ前で勝手に踊っている娘さんを見て、
「あぁ、こんな娘もいるんだなぁ」
って、思えたこと。
これは、頭で分かろうとするレベルとは違って、
「いるよね!」
っていう、 『信頼のレベル』 なんです。
この安心感は、すごいですよ! (涙)
日常に戻られたら、また悩まれるかもしれません。
チックの娘さんを見て、怒れてしまう日があるかもしれません。
でもね、娘さんの可能性を少しでも信じられたら、
本当に見守りやすいです。
心の軽さは全然違うと思います。
それで、落ち込んだ時は、また今みたいに
やっていただいたらいいと思うんです。
※ こちらの本に詳しく書いてます。
↓ ↓ ↓
「完全版・悟る技術」 (著)橋本陽輔
「心の周波数上昇中!」 (著)橋本陽輔
それで、昨日のご質問に戻るんですけど、
「潔癖症の夫にどう言葉をかけてあげたらいいか?」
これはね、今みたいなやり方で、旦那さんのイメージをしていただきたいんです。
それで、だんだん色が薄くなってきた時に、イメージの中に出てきた旦那さんに
話しかけてみてほしいんです。
「どんなふうに接してもらいたい?」
「どんな言葉をかけてほしい?」
って。
そしたら、イメージの中の旦那さんが、
なにか話してくれるかもしれませんよ
見守りやすくなると思います。
なんでも仙人セミナー情報
★9月29日 滋賀県長浜市
「不完全なまましあわせになろう! なんでも仙人流 悩みゼロの教え
~ みやがわみちこ 地元出版記念講演会 ~ 」