このようなご質問をいただきました。
■ ■ ■
父も母も自殺しています。
10年以上前のことになるので、その時のことを思い出すことも
だんだんなくなってきたのですが、二人とも家で首を吊って
亡くなっていました。
母が首を吊ったのは、お盆休みの時でした。
他の家族がみんな出かけていて、
帰ってきたらそういうことになっていました。
わたしは連絡をうけてすぐに帰ったのですが、
その場には立ち会えませんでした。
母はすぐに病院に運ばれ、実際には意識不明のまま
一週間くらい生きました。
お医者さんから、すぐに亡くなることはないと言われたので、
仕事に行ったら、その間に母は亡くなってしまいました。
なんで自分だけが、母を看取ることができなかったんだろう、
という思いがあります。
母がこのようなことになった時、
「もう少しなにかしてあげることはなかったんだろうか？」
と考えたりもしました。
ただ、母の時は、亡くなるまでの一週間、
意識不明のままでも、病院で母に寄り添うことができたので、
まだよかったです。
その二年後に、今度は父が首つり自殺をしました。
母が亡くなったことで、父はうつ病になりました。
父はわたしにとって、とっても偉大な存在で、
男性として目指す存在でした。
だから弱くなった父を見るのが、許せなかったんです。
それで、しっかりしてほしいと思って、
うつで苦しんでいる父が弱音を吐くと、
叱咤激励する言葉を言ってしまいました。
そのことで後悔をしています。
自分が親になって、子どもを育てていると、
父からしてもらったことがいろいろ浮かび、
なんであの時、叱咤激励してしまったんだろう・・・
と・・・。
■ ■ ■
この方のお話の途中で、
「自分が親になって、子どもを育てていると、
父からしてもらったことがいろいろ浮かび」
とおっしゃった時に、とても嬉しいというエネルギーが
ぐわっときました。
おそらく亡くなられたお父さんのエネルギーだと思います。
元気な時の自分を思い出してくれたことに、
そして、その当時に息子にしてあげたいろんなことに、
息子が感謝してくれている・・・。
そのことに、お父さんはとても喜んでおられるようでした。
その喜びを、
「嬉しくて嬉しくてたまらない」
というエネルギーで伝えてきてくれました。
亡くなられた方のことで、
「あの時もっとこうしてあげればよかったのに・・・」
と後悔することがあります。
これは、生前どれだけしてあげたとしても、
やっぱり後悔することって、あると思うんです。
亡くなられた方は、光の世界に戻っておられるので、
今、してあげられることは、亡くなられた方の
生前の元気な姿を思い出してあげること。
楽しかった時のことを、思い出してあげることかなぁと思います。
お母さんを看取れなかったことについてですが、
実はわたしも父の最期を看取れませんでした。
父は余命一週間と言われていたので、わたしはずっと病院にいました。
血圧が下がってきて、看護師さんから
「そろそろお孫さんを呼びに行ってください」
と言われ、子ども迎えに行っている途中で、
父は亡くなってしまいました。
息を引き取った父を見て、悲しくて、わたしはとても泣いたのですが、
実はこの時、不思議なことが起こっていたのです。
わたしの仲間でcaoさんという方がおられます。
caoさんは子どもの頃から「見えない存在」
(光の存在・神社の神様・妖精さん・龍神さんなど)
と会話ができ、亡くなった方から遺族の方へ、
「メッセージを届けてほしい」という依頼がきた時だけ、
メッセージを届けておられる方です。
他にもcaoさんには不思議な能力がいっぱいあるのですが、
肉体から抜けて、意識だけどこにでも飛んでいかれます。
父が意識不明になってから、一週間。
なんとcaoさんは意識を飛ばし、父にずっと寄り添っていてくれたようです。
その時、父の肉体は意識不明の状態でしたが、
肉体から半分抜けた状態の父は、caoさんと
いろんな話でとても盛り上がっていたそうです。
亡くなる瞬間に、caoさんが
「あれ、みっちゃんまだ病院に来てないよ!
このタイミングでいいの？」
と父に尋ねたら、父は、
「いいんや。あの子は強そうに見えるけど、
繊細な子だから、死ぬ瞬間は見せたくない。
わしの元気な時の姿だけ、覚えていてほしい」
と言ったんだそうです。
光の世界へと旅立つタイミングは、
どうやら本人が決めているようなんです。
なので、もし看取れなかったことを後悔している方がおられたら、
きっと最期を見せたくなかったのだろうと思います。
さて、ご質問いただいた方は、ご両親がお二人とも自殺という形で
亡くなられています。
どれだけショックだったことか・・・。
想像するだけで、胸が痛みました。
この方にぜひなんでも仙人のメッセージを
お伝えしたいと思いました。
そこで、
「心をこめて対話しますので、後日、なんでも仙人のブログで
お伝えいたしますね」
とお約束しました。
そしたらサイン会の時に、この方へのメッセージが、
どぅわわわわ～っ
と来ちゃったんです
メッセージを受け取りながら、ご両親の愛の大きさに
わたしは涙がこみ上げました。
こんな愛の形があるのか・・・と。
さて、なんでも仙人から届いた渾身のメッセージ。
いったいどんなメッセージだったのでしょうか？
次回のブログでシェアさせていただきます
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