考え事

ただの考え事です。

二酸化炭素排出量削減について #2

2024-05-25 03:21:00 | 興味を持ったので調べてみた


温室効果ガス

地球温暖化

係数(※)

性質

用途、排出源

二酸化炭素(CO2)

1

代表的な温室効果ガス

化石燃料の燃焼など。

メタン(CH4)

25

天然ガスの主成分で、常温で気体。よく燃える。

稲作、家畜の腸内発酵、廃棄物の埋め立てなど。

一酸化二窒素(N2O)

298

数ある窒素酸化物の中で最も安定した物質。他の窒素酸化物(例えば二酸化窒素)などのような害はない。

燃料の燃焼、工業プロセスなど。

HFCS(ハイドロフルオロカーボン類)

1,430など

塩素がなく、オゾン層を破壊しないフロン。強力な温室効果ガス。

スプレー、エアコンや冷蔵庫などの冷媒、化学物質の製造プロセスなど。

PFCS(パーフルオロカーボン類)

7,390など

炭素とフッ素だけからなるフロン。強力な温室効果ガス。

半導体の製造プロセスなど。

SF6(六フッ化硫黄)

22,800

硫黄の六フッ化物。強力な温室効果ガス。

電気の絶縁体など。

NF3(三フッ化窒素)

17,200

窒素とフッ素からなる無機化合物。強力な温室効果ガス。

半導体の製造プロセスなど。


地球温暖化係数とは、温室効果ガスそれぞれの温室効果の程度を示す値です。ガスそれぞれの 寿命の長さが異なることから、温室効果を見積もる期間の長さによってこの係数は変化します。ここでの数値は、京都議定書第二約束期間における値になります。


このように、二酸化炭素よりも温室効果の大きいガスの種類が増えてきています。

それらは、現代の生活に必要な物を製造する際に発生してしまいます。

ガソリン自動車を全滅させたとしても、温室効果に与える影響は微々たるものだと思います。



     地球全体の二酸化炭素濃度の経年変化

出典)温室効果ガス世界資料センター(WDCGG)「地球全体の二酸化炭素の経年変化」(気象庁 
ホームページ

地球全体の
二酸化炭素濃度は、工業化(1750年)以前の平均的な値とされる278ppmと比べ、49%増加しています。
まずは、世界中の石炭火災を止める事が最重要だと思うのですが、皆さんはどう思いますか?





二酸化炭素排出量削減について #1

2024-05-25 00:50:00 | 興味を持ったので調べてみた

「二酸化炭素排出量削減」って世界中で騒がれていて、車が悪いってイメージを持たれてるけど、本当にそうなのかなって考えてしまったので調べてみた。

世界の二酸化炭素排出量(2020年)


出典)EDMC/エネルギー・経済統計要覧2023年版出量の単位は[百万トン-エネルギー起源の二酸化炭素(CO2)]

四捨五入のため、合計が100%にならない場合があります


世界の二酸化炭素排出量に占める主要国の排出割合と各国の一人当たりの排出量の比較(2020年)

出典) EDMC/エネルギー・経済統計要覧2023年版

*国別排出量比は世界全体の排出量に対する比で単位は[%]
排出量の単位は[トン/人-エネルギー起源の二酸化炭素(CO2)]

実は世界の二酸化炭素排出量の多くは。石炭掘削でのトラブルによる火災によるものが多くを占めています。

地獄の門

聞いたことありますか?

それは、トルクメニスタンのカラクム砂漠に 存在する巨大なクレーター。

1960年代、当時のトルクメニスタンは、まだソビエト連邦の一部であり、ソビエト連邦は、有望な油田を探し回っている頃でした。

ソビエト連邦の技術者たちは、このトルクメニスタンの カラクム砂漠になら、有望な油田があるのではないかと考え、採掘を始めたのです。

あろうことか、地盤などの状態を全く調べずに大規模な採掘を開始したせいで、 重みに耐えられなくなった地盤が崩落してしまいました。

この崩落によって、 直径約70m、深さ約30mもの巨大クレーターが発生してしまったのです。

ところが、このクレーターの内部には、大量の天然ガスが 充満していることが分かり、技術者たちは、火をつければ数週間の間にガスが全部燃え尽き、安全になると考えたのです。

それは、1971年から現在まで、50年もの間燃え続けています。


アメリカでは、ペンシルバニア州セントラリアの炭鉱火災があります。

セントラリアは巨大な無煙炭の埋蔵地にまたがり、かつては炭鉱の町として栄えていました。

無煙炭は1950年代までに廃れてしまいますが、1962年、放棄された炭鉱で火災が発生し、現在まで59年もの間燃え続けています。

さらにアメリカでは、今も燃え続けている坑内火災がセントラリアを含め30カ所以上あるんです。

ペンシルバニア州ウィルクスバリ近郊、ローレルランの坑内火災は1915年の発生で、セントラリアのおよそ2倍の年月が経過しています。

アメリカ内務省の地表鉱山局(OSM)によると、14の州の200カ所以上で地下や地表の石炭鉱山で火がくすぶっているといいます。 


世界的にみても、インドや中国などの途上国を中心に石炭需要が急増していますが、中国で発生している火災だけでも、石炭の年間生産量の20%が燃えています。

この火災による二酸化炭素排出量は、アメリカ全体の二酸化炭素排出量を上回っているのです。


坑内火災以外では、2019年にオーストラリアでとても大きな森林火災が発生し、消火までに数ヶ月かかっています。


坑内火災や森林火災は重大な地球環境問題、健康問題となり始めています。

まず、これらの火災を止めなければ、何をやっても焼け石に水でしょう。



日焼けしやすい食材、日焼けを防ぐ食材

2024-05-24 12:02:00 | 興味を持ったので調べてみた

毎年5月を過ぎると、日焼けの話になりますが、皆さんはこの時期どうお過ごしでしょうか?


テレビでは、「日焼けしやすくなる食材に注意!」と訴えていました。よくある情報が、「ソラレンを多く含む食材は日焼けする!」です。

どんな理屈なのか、本当なのか、考えてしまったので調べてみました。


ちなみに、日焼けが増す可能性のあるソラレン類の摂取量ですが、Food Chem. Toxicol., 29, 523 (1991)の論文で、「経口摂取した場合、日焼けに影響が出るか出ないかの境は15 mgである」とされています。


また、大正製薬から販売されているオクソラレンという尋常性白斑治療薬の医薬品添付文書情報に、「用量は20 mg」と書かれています。


つまり、ソラレン類は15~20 mg摂取すると日焼けが増すと考えられるのです。


さて、食材でそれほどのソラレンを摂取するには、、、結論は無理です。

なので、安心して飲食して下さい。


皆さんが心配する、日焼けが疑われている食材と、その食材100gあたりのソラレンの含有量を上げていきます。

レモン→15mg

パセリ→1.14~3 mg

グレープフルーツ→2.1mg 

ライム→0.5~0.9mg

グレープフルーツジュース→0.2~1mg

オレンジ・オレンジジュース・いちじくは、微量過ぎて無視して良いです。

キウイフルーツ各種は、実も皮も検出されず。

さらに、検出されない食材です。

ジャガイモ・にんじん・アシタバ・クロレラ・春菊・パクチー・野沢菜・きゅうり・三つ葉・大葉・ブロッコリー・そば粉・すだち・アセロラ・パイナップル


つまり、レモンは30 kg、ライムは1~2 kg、グレープフルーツジュースは1~5リットル、セロリは1.25~4 kg飲食しなければなりません。

大食い大会かよ!って量ですね。


逆に日焼け防止の食材はどういったものがあるのでしょうか?

ビタミンA、C、Eやポリフェノール、αカロテンやリコピンなどを含む食材を摂取すると良いようです。

モロヘイヤ・カボチャ・パプリカ・アセロラジュース・いちご・ブロッコリー・アーモンド・レバー・卵・ゴマ・アサイー・マキベリー・ブルーベリー・ニンジン・オリーブオイル・トマトジュース・スイカなどです。


とはいえ、食品による日焼け促進効果はほとんど無いとしても、日焼けはしますよね。


紫外線は、薄い布は通り過ぎてしまい、皮膚まで届きますので、反射する素材や白い衣服が良いでしょう。

また、目から紫外線が入ってくると、全身のメラニンを増やしてしまう反応が起きますので、紫外線が防止出来るサングラスか、ツバの大きい帽子や、男子でも日傘を使っていきましょう。




戦後、物がない時代は、「陽にあたると体内でビタミンDが生成されるから良い」とされました。

現代は、日焼けによる老化増進や、皮膚癌が心配されています。

また、何事も極端はいけません。

睡眠・運動・バランスの良い食事を心掛けるのも、メラニンを抑えるようですよ。


飲酒運転が減らないのは何故なのか?

2024-05-24 10:26:00 | 興味を持ったので調べてみた

飲酒運転が減らないのはなぜなのか?

入院中で暇なので、精神的側面から考察していきます。


よく話題になるのは、「飲酒したのに運転するのはなぜなのか?」です。

ここで私が考えたいのは、「飲酒する場所に車を運転して行ってしまうのはなぜなのか?」です。

飲酒する前の、冷静に判断できる状態にありながら、飲酒運転を疑いなく計画実行してしまう人の心理です。


ざっと考えを上げてみましたが、どうでしょうか。

①飲酒運転の危険性をあまり教育されておらず、理解出来ていない。

②自分なら無事運転し、帰宅出来るだろうと運転能力に自信過剰になっている。

③検問をやってそうな時間や場所は通らないで帰るから、捕まることはないと確信している。

④タクシーや代行運転を利用するのが面倒、運賃が勿体ないので、車で飲み屋に行くのは仕方ないと考えている。

⑤早く飲みたい、遊びたいから自家用車でさっさと現地に到着したい。

⑥今の生活に不満や不安が無く、危機感や向上心が低下し、惰性になっていて、正しい判断が出来ない。

⑦今の生活に不満や不安が多く、惰性になっている。

または、自暴自棄や投げやりになっている。

⑧毎日が同じ事の繰り返しで変化が無いと、生活に嫌悪感を感じていて、惰性になっている。

または、自暴自棄や投げやりになっている。

⑨自分や周囲の人の人生に関心が無く、事故後の将来像や周囲への迷惑を想像できない為、無責任な行動をしてしまう。

⑩ストレスや疲労などで、判断能力が低下し、日々飲酒の誘惑に負けている。

⑪アルコールに依存しており、正しい判断が出来ない。

⑫脳に障害があり、正しい判断が出来ない。


以上をまとめると、「非現実的な楽観主義である」「ストレスをアルコールでコントロールしている」「性格・能力が運転に適さない」の3つに集約されるのではないでしょうか。

このことから、飲酒運転者は「魔が刺して」や「たまたま」ではなく、常習していることが想像出来ます。

飲酒運転の非情さを伝えようとしても、飲酒運転常習者には、なかなか伝わらないでしょう。

特効薬は無く、地道な教育が重要だと思います。


会社においての飲酒運転防止活動としては、ストレスチェックテスト、運転能力チェックテストを繰り返して、要注意人物には根気良く指導するか、病院受診を促す。業務の見直しやアルコール以外でのストレス軽減の啓蒙。

事故の体験や危険性を、目や耳に訴えるビデオ映像を何度も視聴するなど、「刷り込み教育」が重要です。




地域においての飲酒運転防止活動としては、不審な車両はすぐ通報していくことです。

目の前をフラフラ蛇行運転している車両がいる、コンビニの駐車場の車内で飲酒している人がいるなど、不審車両はすぐ通報しましょう。

現在では、不審車両の写真・動画をメールに添付して、場所・時間を記入し交通課にメールで通報することが出来るので、便利になりました。

知人や家族が事故に巻き込まれないよう、地域住民総出で巡回・通報を徹底していくことが重要です。





ペットボトル水耕栽培 #2

2024-05-24 04:50:00 | 興味を持ったので調べてみた

ペットボトル以外の容器で水耕栽培をする場合


スポンジの下に、根が伸び伸びと出来るスペースを確保しなければならない。

極荒目の網棚上にスポンジが乗るような仕組みにすると、根が潰れない。

培養液の量・質の調整や交換も容易に出来る。


さらに、酸素ポンプの設置や酸素剤の投入、水中ポンプで水を流動させる仕組みにすれば、なお良い。



水耕栽培の最適な環境


風通しが良く、栽培する野菜の好む光量・熱量がある場所で、水量と水質の最適な環境を整えて栽培する。




水耕栽培における最適な環境を整えるためのpHとEC


pH(potential Hydrogen、または power of Hydrogen)

pHは英語読みでピーエッチ、ドイツ語読みでペーハー。

日本では1957年に pHの読み方をピーエッチと定めた。


植物によって養分を吸収しやすいpHが異なるが、水耕栽培におけるおおよその適正なpHの値は、5.5〜7.0の弱酸性。


pHが高すぎると肥料の成分が吸収しにくい状況になり、特に植物の成長に欠かせない鉄分の吸収に悪影響を与える。

そのため、葉っぱが黄色くなるといった鉄血症状が出やすい環境になるので、葉色の変化や成長の悪さが気になった場合には、pHが高すぎている可能性がある。


水耕栽培において、養液のpHのほとんどは上昇することが多いため 、pHが下がることはほとんど無いが、設備などの汚れで下がることがある。



EC (Electrical Conductivity)

電気伝導度と言い、電気の通しやすさを示す数値。

水耕栽培における液体肥料に含まれる肥料は、電解質であるため、農業の分野では肥料濃度と示す数値として扱われている。


多すぎる肥料は、植物の根が水や栄養の吸収をストップしてしまい、反対に少なすぎても栄養不足になり成長しなくなる。

ゆえに水耕栽培では、育てる植物がもつ適正なEC値を持続させることが大切。


EC値 はmS/cm (ミリジーメンス・パー・センチメートル)で現し、水中に溶けている物質の濃度 はppmやpptで現す。

1000 mg/L(ppm) = 1 g/L(ppt) 

500 ppm = 1.0 mS/cm 

水耕栽培において適正なECの値は、

果菜類では0.6〜1.5mS/cm、葉・根菜類では1.2〜3.5mS/cmの範囲が目安。