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直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
研究のまとめはカテゴリ『自作本』から。

口に出す

2012年12月01日 | ちょこのひとかけ


わたしは複数のことを同時に処理するのがとても苦手です。
やることが一個か二個ならいいのですが、
後ろに五個も六個も残っていると、
わけがわからなくなって何もできなくなってしまいます。

たとえばシリコン流し、石膏流し、やすりがけ、
穴埋め、片付け、着色などが残っていると
何をやったらいいのかわからず、どれにも手がつけられません。
つなぎ方しだいではとても効率よくまわせると思うのですが
それを考えられもしなくなります。
そういうとき、とりあえず何をするのか、口にだします。

自分の行動がよくわからなくなっているときでも
理解するまで順番をつぶやいてみると、
どうにか動けるようになったりします。

なぜだろうとなんとなく考えていたら、ふとひらめきました。
どうも、頭の中では物事を平行で同時に考えようと
しているようなのです。

たとえば、先の例では、
一番にやることは一番時間のかかるシリコン流し。
流したあとの硬化時間中に石膏流しに移ってしまえばいいですが、
石膏流しは穴埋めとつなげると効率アップになるために
二つが連結作業になります。
となると、気になっているやすりがけがちっともできません。
やすりも時間がかかるので、そのまえに着色を入れて
乾燥時間にやすりがけをしてしまうほうが効率的です。

というように、石膏を流した未来の組み立てと
やすりをかけたい未来の組み立てが
頭の中でぶつかりあい、何も考えられなくなっていたようです。

でも、口に出そうとすると、口はどちらかひとつしか発せません。
まず石膏を流すなら石膏。同時にやすりをかける、なんて
言葉にはだせないのです。

思考を言語化してみることは、考えの整理に意外と有効かもしれません。
ただ、周りの人に気持ち悪がられる可能性が大いにありますので
場所を考える必要はありますけれど。
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