ぼちぼちとフィギュア作成を続けています。
シリコンは高いので、不要になったシリコン型を
嵩増し材として、あたらしいシリコンに入れてみたりもしています。
でも、どこにどういれるかはすこし悩みどころ。
シリコンを軽く流してエア抜きしたあと、
どういれるかを悩みながら旧シリコンをカットして
おいていっていたのですが、形に悩みました。
そのときにずいぶん時間を使ってしまっていたらしく、
配置してから追加でシリコンを流そうとしたら、
かなり固まってしまっていました。
シリコンやレジン、石膏には『作業可能時間』、『硬化完了時間』
というものが記載されています。
シリコンは作業可能時間は10分くらい、硬化時間は8時間。
レジンは作業可能時間は3分くらい、硬化時間は12時間。
石膏は作業可能時間は10分くらい、硬化時間は1時間。
今までのところわたしは、硬化が8時間なら、
それまで硬化しないんだから作業しつづけられるじゃない、と思っていました。
でも、今回のことでわかりました。
『作業可能時間』とは、『エア抜きできる時間』という意味です。
今回わたしはその時間を越えてしまったせいで、
どうにか流せるだけの粘性は残っていましたが、
粘性が上がりすぎてしまったために、
シリコンのエア抜きができなくなってしまいました。
エアを抱えたままの、表面もぼこぼこのシリコン。
まさかこんなことになるとは思いもしませんでした。
安く上げようとして、結果、高くついてしまいました。
でも、この失敗を次に生かせると思いたいです。
……手痛い失敗です。