おべんとう開発の話をちらっと見たら
なんだかおもしろかったです。
「女性向けには、いろんな種類がちょっとずつ入ってないと……」
と開発の人が言っていました。
一方で、学生食堂なんかだと、肉とメシ!
からあげどーん! ご飯どーん! とか、
男性向けにやっています。
カップ焼きそばだって、容量1.5倍! だか2倍! だかが
あったはずで。
そう考えると男性向けのは、種類なんかなくてもいいから
とりあえず盛っておけ、みたいな感じかもしれません。
これをまとめると、
男性向けの盛りだくさん というのは、量、
女性向けの盛りだくさん というのは、種類、
とできるように思いました。
すると、同じお肉をつかったお弁当でも、
男性向けは、肉と飯のがっつり盛り弁当とかで、
女性向けは、いろんな部位の肉盛り合わせ弁当とか、
同じ部位でも違う種類の牛弁当とかが
売れやすいのではないか、と思います。
よくわかりませんが、なんだかそういうのはおもしろく感じます。
男性は誰かが髪を切ろうが、お化粧を変えようが、
シャンプーを変えようが気にしません。
その人が『その人』であることだけでいいのです。
女性は誰かが髪を切っただの髪型を変えただの
お化粧を変えただの肌の状態がいいの悪いのと
こまごましたところを感じます。
普段からなにか差異を気にしたいものなのかもしれません。
お弁当にもそういう心理の延長線上にあるものが働いているのか、
それとも違うのか。
人の購買意欲というものはどうしたら引き出せるのか。
でも商才のないあっしにゃあ関わりのねぇこって……