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直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
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地上デ忸怩タル

2010年10月12日 | ちょこのひとかけ


地上デジタル対応のテレビの機種はなんとなく決まったので、
今度は録画周りのことを考えることになりました。

わたし一人が見て消す分には、テレビに内蔵でも
外付けでもレコーダー本体をつけるのでもよかったのですが、
録画したものを別の場所でも見られるようにしなければなりません。
それを考えた上での機器の構成が意外と面倒でした。

ビデオの時にこりましたが、録画できる機器が
ひとつしかないというのは困りものです。
録画はひとつが壊れたときを考えて、
予備手段としても二系統は用意したいところです。

それを同時に満たすということで、
テレビは外付けHDDで録画できるタイプでそろえて、
普段は録画したHDD自体を交換して見られるようにし、
いざというときはわたしの本体で録画したものを
DVDに焼いて、別の場所で見られるようにすれば
いいかもしれません。

さらには、家にあるビデオテープをDVDで見られるようにしろ
という指令が下ったので、わたしのほうの機械は
DVDとビデオが一体型あたりにしなくてはいけません。

そんな機器……ということで、
外付けDVDは買うとして、焼いたDVDを見るには、
同じようなデジタルレコーダーでなく、
ただのDVDプレイヤーがあれば十分でしょう。
レコーダーは4万は普通にしますが、
プレイヤーだけなら1万もあれば買えるからです。

という話を、電気屋のチラシを見ながらしていたら、
友達に「プレイヤーは気をつけたほうがいいよ」と言われました。
なにが? と訊くと、
「安いプレイヤーは普通に売ってるDVDくらいしか見られないから」と。
そして指をさした、安売りのDVDプレイヤーの広告には
値段しか書いていません。
次にさしたメーカーもののDVDプレイヤーの広告には、
『地上デジタル』というマークがついていました。

地上デジタルを録画したものが見られるなら売りになるから、
それに対応したのは広告でも普通マークがついていて、
そうでないものはマークがなく、地上デジタル放送を
録画したものは見られないのだそうです。
……そんな概念があったこと自体、初めて知りました。
友達がいなければ、たぶん気づかずに
対応していないプレイヤーを買っていたと思います。

そこで思うのですけれど、一般の人ってそういう情報を
正しく理解して受け止めてるのでしょうか?
今ごろ調べ始めたわたしには、そんな情報も
地上デジタルがらみのはなしも、ほとんど知らないことばかりです。

デジタルになったら、デジタルにしたら、デジタルにしなきゃ。
そんなデジタル化を推進する言葉ばっかりで、
そうするためにはどうなのか、それによりどうなるのかといった
周辺情報がまったく聞こえてこないのはなぜなのでしょう。
それに機器などもあまりに急すぎて、メーカー側でも規格の統一が
間に合っていないようにも思います。


混迷に巻き込まれるのも翻弄されるのも、めんどくさくてたまりません。
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