なんとなく、木などを使った豆電球ソケットを思いつきました。
木に穴を開けて、100円ショップでも売っている
アルミ線を通し、それに導線をはんだづけして作ります。
豆電球を入れる大きな穴あけは成功したものの、
アルミ線を通す細い穴の位置を微妙に失敗しました。
でもためしに電源を接触させてみたら
豆電球は点灯したので、これでいいやと本組みに入ります。
アルミ線の位置を固定し、ねじり、導線と合わせて半田づけ――
というところで、一切はんだが乗りません。
すっとくっついて皮膜のようになるはずが、
ぽろぽろと落ちて玉になっていきました。
なんで? とあわてながら銅線を引っ張り出し、
ぐるぐるに巻いてはんだを乗せたら
いままでのように接着できましたが、強度に不安が残ります。
いったいこれはどういうことなのかと調べたら、
はんだは相性……というか、半田付けできるものと
できないものがあるようです。
前もステンレスのクリップに導線を巻いて
接着しようとしたらできなかったので、
表面がきらきらして硬い材質のものは接着できないんだろうとは
なんとなく思っていましたが、
表面がにごっていてやわらかいアルミもだめだとは知りませんでした。
普段使っているものは、壊れたものから適当に取ったコードを
剥いたものだったのですが、あれの中身は色を思い出すと
すべて銅だったようです。
アルミも銅も、電気伝導率は鉄と比べたら似たようなものだと
思って使いましたが、まさかはんだづけができなかったなんて。
どうしてアルミだとはんだづけできず、
銅だとはんだがつくのか、とても不思議です。
世界には驚きがいっぱいです。