MP3プレイヤーを買ってから、
今まで聞かずにたまっていたCDが
聞けるようになりました。
寝てる間にエンコード→行く前にコピー。
いつもは家にいる間しか聞けないものの、
家にいるときはたまったビデオや
データの整理のせいで
耳を埋めるのがうっとうしいこともあるので
ぜんぜん聞けなかったのですが……
それがようやくすべて片付きました。
こうなると逆に外にいる間、
会社でお昼を食べる間が暇になるので
どうしようかと思い、
妹のを片っ端から聞いている途中です。
と。その中でなんだか妙に
心を引く歌がありました。
歌い方……というか、メロディの流れが
ちょっとかわいい感じ。
♪わったしを みっつけて
こっころーをキャッチして
の、「みっつけて」、
「キャッチして~」のところの
アクセントがたまりません。
そこで聞き減らないようにしながらも
ひたすら聞き返していたとき、ふと思ったのです。
『こうやってなんとなく気に入るって、
律子さんの歌みたい』
そして、はっと。
――もしかして、これ、律子さんの歌じゃないの?
そうやって聞いてみると、バックコーラスの、
「はーぁ」もそれっぽく聞こえてなりません。
というところで
『をみつけて心をキャッチして』で調べたところ。
……ほんとに律子さんでした。
それを見たとき、ふと
コミックマスターJを思い出しました。
Jの描いたものはそういうオーラが出ていてわかると、
そんな話がありましたが、なんだかそんな感じのよう。
たぶん律子さんの歌の振動は、
わたしの気持ちの振動(周波数?)のようなものに
合うようにできているのでしょう。
それを思うにつけ、本当に残念でなりません。
嫌な曲がかかっている場所だと
お店からすら逃げ出すわたしが
楽しんで聞けるような曲を作るすてきなひとが、
もういないなんて。
ずっと聞きたかった。もっと作っていて欲しかった。
せめて生きている間に、
一目でも実際に見てみたかったです。
ああ……。