オーブンレンジが家に来ました。
オーブンレンジとは、ものをあたためるという電子レンジに、
ものを焼くというオーブンを合体させたものです。
どういうものか多少興味あったのですが、
使ってみた感想の第一は、『ものすごくめんどくさい』です。
今まであったのはただの電子レンジで、
物を入れてふたを閉め、ダイヤルを回せば
そのまま加熱がはじまりました。
手順は、
『入れる』→『まわす』です。
オーブンレンジは物をいれ蓋を閉めたら、
機能をレンジに合わせ、温める時間を連打し、開始ボタンです。
たとえばご飯を40秒温めるとしたら、
手順は、
『入れる』→『レンジを選択』→『時間10秒追加』→
→『時間10秒追加』→『時間10秒追加』→『時間10秒追加』→
→『開始ボタン』
です。
電子レンジでは蓋を開けて突っ込んで蓋をして、蓋を閉めてダイヤルを回すという
15秒程度で終わった作業が、
オーブンレンジでは蓋を開けて突っ込んで蓋を載せ、
蓋を閉めて開始ボタンを押して失敗して、
操作パネルを見つめてレンジのボタンを押して
時間を何度も押して確認した上で開始ボタンを押す、という
40秒くらいかかる操作になってしまいました。
普段からオーブンを使う人にはいいのかも知れませんが、
普段電子レンジばかり使う人にとっては、
手間ばかりかかってものすごく面倒に思える気がします。
操作パネルのオーブンかレンジか、というところは
つまみ式で常にどっちかに切り替えておけるようにしてほしかったと思います。
そうすれば前回と同じものを使うなら、
時間を合わせて開始で動作がはじまるのに。
二つのことができるようになって、スペースは半分になりましたが
操作が倍以上になるので、家が広くて調理器具がたくさん置ける人であれば
素直にオーブンとレンジと、二台買っていたほうが
楽だと思いました。