ご近所さんのねこが、飼い主と一緒にひなたぼっこにベランダにでてきました。
久しぶりに見るねこは、しっぽの根元からうにんうにんと揺れて、
まるで蛇のようというか、しっぽだけ独立した生き物のようで
思わず笑いながら見ていました。
こんなに動くものだったかなあと眺めているうちに
飼い主の人が部屋に戻ると、すぐにしっぽの根元が動かなくなりました。
半分くらいが固定されて、残りの半分くらいが ぱた、ぱたと動きます。
わたしの覚えがある ねこのしっぽはこんな感じでした。
そのまましばらく見ていると、
家の中をうかがっている感じのねこのしっぽがだんだん動かなくなり、
最後はさきっぽだけ、ぴろ、ぴろと動くようになりました。
きっとねこは、飼い主と一緒にひなたぼっこするのが嬉しかったんですねえ。
だからいなくなってしまうとさびしくて、
ひなたぼっこもそうそうに切り上げてしまったのでしょう。
ねこのしっぽがあんなに動くものだとははじめて知りました。