直列☆ちょこれいつ

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サフみがきの覚え書き

2013年04月01日 | ちょこのひとかけ


トレジャーフェスタに間に合うなら作ってしまって
出してしまいたいものがまだいくつかあります。
でも、形は作り終わっているのに
どうしてもサフができなくてあわあわしています。
昔はなんとなくそれなりにできたはずなのに、
1日がかりでもほとんど進まないということがほとんどで
どうしていいのかわかりませんでした。

でも今日磨いていて、もうあきらめて番目を変えてみたら、
なんとなく思った感じにできることに気づきます。
問題は、やすりの番目でした。

耐水ペーパー含む紙やすりには、三つの内部数値があります。
武器で言えば、ゲームの剣についているような、
攻撃力・防御力・耐久力です。

紙やすりの数値は、
・削り力
・磨き力
・耐久力
です。

たとえば80番の紙やすりは、
・削り力……500
・磨き力……5
・耐久力……300
と言った具合。
もりもり削れますが、削る用なのでほとんど磨けはしません。
サフと一緒に下地を削り、次のサフに移るためには使えます。
そして目が粗いためサフでも埋まらず、
それなりに長い間使い続けることができます。

一方1000番の耐水紙やすりは、
・削り力……10
・磨き力……400
・耐久力……20
程度です。
サフの500番の上にサフ1000番を塗って段差が出た場合、
1000番を削って下の500番を出せることすらできません。
削り力がそうない上に耐久力もすくないので、
すぐに目が埋まってしまうからです。
使い始めのやすりでは下地まで削ってしまうような力がありますが、
それがほどほどに埋まって磨きができる状態になったあと、
磨き続けられるのはほんの一瞬。
だから削りもできず磨きもできないのに、
すぐ交換しなければいけない状態になって
ちっともサフ磨きが進まなかったのです。

わたしが一番使いやすかったのは、600番でした。
600番は
・削り力……150
・磨き力……100
・耐久力……100
くらいのバランスタイプです。
削りはじめではかなり目があらいですが、
その目をサフの粉で埋めた状態で、
わたしが一番磨き・削りやすい状態になります。
そして目の粗さにより、その状態がそれなりに続くのです。

いま思い出せば、前回サフ磨きをやったとき、
確かに使っていたのは600番でした。
でもその磨きの際に、手持ちの600番はすべて使っていたのでした。

その後模型屋で買ってきたのは、600番がなかったので800番。
それも、色が灰色で、どこがやすりか、どこがサフのめづまりか
すごくわかりにくいものです。

思えば、つかいさしの紙やすり入れ箱の中に、
なぜか使ってぼろぼろになったやすりばかり
いっぱい入っていました。
今回はじめるにあたり、こんな使い終わったものをなぜいれているんだろうと
いったん捨ててしまいましたが、そうではなかったようです。
その、半目詰まりの状態の600番が使いやすかったから、
この次磨くときも使えるようにと、
過去のわたしが残していたのです。
しばらくやらなかったうちに、そんなことさえ忘れていたことに驚きました。

ということで、未来のわたしか、同じく困る人へのメモを。

サフ磨きには三段階あります。

1 初期……サフで表面を固めてサフごと下地を削り、形を整える段階。
 このときは紙やすりは目の粗いので充分。

2 中期……下地サフ500番の上に磨きサフ1000番を塗って、
 サフの筆むらなどをならす段階。(一番難しいところ)
 このとき紙やすりは、600番を使うと楽。
 使い始めは邪魔な盛り上がり部分だけを、
 そっとなでるようにしてやすりの目をサフの削りかすで埋めます。
 ある程度埋まったら力をいれずに、つめの甘皮をはぐような、
 長ネギの上の透明部分をなで落とすようなイメージで
 そっと磨けばつやがではじめるはず。

3 後期……細かい傷で表面が荒れているサフを、ただ磨いていく感じ。
 ここまできたら目が細かいやすりでひたすらなでるだけ。
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