人は、意味があって寿命と人生を与えられると言われています。
あたえられるのは大いなる意思、簡単に言えば天からです。
よって、それを人間が勝手に自分で終わらせるのが
もっとも重い罪のようです。
これを踏まえると、親より先に死んだこどもが、
その罪で地獄に送られるというのは一部においておかしいとわかります。
こどもが寿命で親より先に死ぬのは、
そういう寿命であり、そういう運命であっただけです。
天から与えられたもので死んだことで、
罪ができて罰をうけなければいけないというのは道理に合いません。
よって、寿命で死んだこどもが地獄に行くこともなければ
裁かれることもないでしょう。
どこまで寿命のうちに入るのかはわかりませんが、
病死もある程度は寿命のうちでしょう。
最近気になるのは、即身仏は自殺か否かです。
誰かを助けて自分が死んでしまう状況は、
それによって助けた人が生きる運命だったのか違うのかは
人ではわかりませんし、それが自殺とみなされるのか
事故、あるいは寿命とみなされるのかは、気になります。