今日はいろいろ悩んだ結果、
このまえ北海道から帰ったら壊れていた、
ノートパソコンの修理をすることにしました。
仕事柄、通常のパソコン修理はお手の物ですが、
ノートなんてばらしたことすらありません。
~ばらしたことのない方への微妙な解説~
・通常のパソコン(ATX互換機)修理は
対人間のお医者さんの気持ち。
・ノートパソコン修理は、対動物の
お医者さんの気持ち。
ノートパソコンは動物なので、
たとえば動物のお医者さんの気持ちになると、
猫とへびとで体の構造が
まったく違うというのがわかるかと思います。
猫の気分でへびを手術しようとしても、
どこを開けば無事に開始できるのかさえ
わからないのです。
というわけで。
とりあえず目に付くネジは全部はずし、
見た目隠しネジっぽいものも
すべてはずしてみました。
……んが。(←鼻にかかった声で)
それ以上開く場所がないのです。
もしかしたらスライド式かと
穴にマイナスドライバーをつきたてて
ずらそうとしてみますが動きません。
これはまいりました。
どうしようかと思い、
とりあえずネットで調べてみたところ……
手順書を発見。
えっ? 民間じゃなくて、企業のページ?
びっくりです。
まさか修理向けのマニュアルが
普通にアップされているなんて。
これなら中古を買った人も見ながら楽しめますし、
さすがノートパソコンの
ペーパークラフトまで出すだけはあります、IBM。
もしくはレノボ。ちょっと感動しました。
こんな手順書さえあれば、
わたしだってそれなりにいけるはず。
アムロだってマニュアル見ただけで
ガンダムを操縦できるのです。
そんなこんなで見てみると、
かなり無駄なネジをはずしていたことがわかりました。
実際は底面のキーボード押さえを4本抜き、
背面ネジを2本抜き、
クランプ下の2本をはずせばできあがり。
このまえオークションで購入したマシンから
同様に液晶をはずします。
外装と液晶面は買ったほうがきれいだったので、
パネルと外装を交換しようとも思いましたが、
隠しネジのカバーなどが
いやにめんどくさくなったのでやめました。
そのまま液晶を単純につけかえれば……
ニコイチマシンの出来上がり。
通常修理だと9万円かかるらしいところを
1万円でなおしました。
自分のじゃないだけに
早く直したいと思っていた心残りがようやく消えました。
ノートの修理も心ゆくまでやってみたいなあ。