ネット見てたら、
人形焼作るのに失敗して、
コゲと生焼けが同時に存在している
というようなものを見かけました。
『コゲと生が同居』と聞いて思うのは、
いきなり高温調理の失敗症状です。
たとえば、一個体の場合では。
からあげの外はコゲコゲなのに、中は生焼けだ というとき。
いきなり高温にしたために外だけ瞬時に焦げ、
中に熱が伝わる時間がなかったので生焼けになります。
それを見た後、ふと、頭に考えが浮かんできました。
――いきなり高温を使っていい料理というものは存在しないのでは?
食べ物は中低温で時間をかければ安心できる状態になりますし、
料理に慣れていない人には難しいことを言わず、
『素人調理は高温・強火を使うな』
と言ってしまえれば、伝わりやすくなるのではないかと思いました。
思いました……が……
実際、どうなんですかねえ。
ちらっと思いつくものを考えてみた限り、
いきなり強火、高温にかけて成功しておいしくなる料理は
思い浮かびませんでしたが、そういう料理、ありましたかねえ。
よく知らない中華料理あたりだと、
いきなり高温のナベに具材入れるんでしたっけ……?