「おい、鬼太郎!」
「何ですか、とうさん」
「た、た、大変じゃ」
「どうしたんですか? そんなに慌てて」
「とにかく、大変なんじゃよ」
「事情を説明してください」
「わしらがバスなんじゃ!!」
「とうさん、言っている意味が分かりませんが」
「えぇーい、面倒じゃ! これを見てみぃ」

「とうさん!! こ、これはっ?!」
「どうじゃ、驚いたじゃろ?」
「ソースで食べるプリッツ・・・お好み文化、恐るべしっ!!」
「ちがう、ちがう、そっちじゃないんじゃ」
「え? あぁ、バスって言ってましたね」
「子泣きじじいや、一反もめんの姿もありますね」
「砂かけもおるじゃろ? 一応わしもおるがの、ほほほ~」
「で、とうさん。 このバスはどうしたんですか?」
「聞きたいか。 じゃあ教えてやろう」
「はい」
「きりり☆ちんから貰ったんじゃよ。わしは嬉しいぞい」
「あ」
「なんじゃ? そのリアクションは?」
「とうさん、こっちにもまだありますよ」
「おう、そうじゃった。 キャラメルのことを忘れておったぞい」
「甘かったり、辛かったり、大変ですね」
「鬼太郎、きりり☆ちんに御礼をするんじゃ」
「あ、どうも。ゲゲゲの鬼太郎です。きりり☆さん、コレクター観光バスを送って頂き、ありがとうございました。またお願いします」
「これ鬼太郎! 催促するんじゃない」
じゃ、また。