母や祖父母が集めていたものだ。
これを私は預かっているのだが…。
夜中にトイレに起きて寝付けずにいた時、そういえば…と思い出した。
あれって買取に出せないのかな??
時々そんな折り込み広告が入ってくる。
結構な量がある。これで一山儲けられないか??
などと邪な事を考えてニヤケながら二度寝した。
しかし祖母と母の着物を処分する時「高価買取」を謳っている業者に来てもらったが、二足三文どころか、一山500円という恐ろしく馬鹿らしい査定が出た事を思い出した。とりあえず来てもらったのだから引き取ってもらえる物は持って行ってもらった。残りは夫と市の衛生局へ行って廃棄してきた。そこの職員の方が「勿体無い、買取に出せば…」と言ってくれたのだが、これは買取業者が引き取らなかったものであることを説明すると、「なんだか誇大広告ですね」と同情してくれた。
そんな経緯がある。事前に実際は切手シートや古いお札にどの程度の価値があるのかネットで調べてみた。切手シートに関しては戦後発行したものには左程価値がないらしい。古いお札も「漢字壱園札」と呼ばれる兌換紙幣もピン札でなければ左程価値がないということが分かった。(あるにはあるがぼろぼろ…^^;)
要は「板垣退助」の100円札や「伊藤博文」の1000円札、「聖徳太子」の5000円札や10000円札、「岩倉具視」の500円札などは、銀行へ直接持って行って、今のお金に交換してもらうしかないらしい。
もっとも「ゾロ目」や「プリントミス」のようなレアのものは高価な買取になるとか。「一攫千金」の夢は破れた…^^;
切手シートに関しては今も同額で使える。
なので額面の90パーセント程度の買取なら売ってしまっても良いかも。
それだけでも相当数ある。
これは急がないでも良さそうだ。
古いお札に関しては、祖母が使っていたお札入れに入れたまま、母が亡くなった時「三途の河の船賃」の一部として持たせようと決めた。
祖父母も母も、当時流行った切手収集の波に乗っていたのだろうが…
後世でこんな二足三文の査定をされるとは思ってもいなかっただろう。苦笑。