1月15日。かつては祝日だった。
町内会で昨年のお札やしめ縄、玄関飾りやだるまなどお焚き上げする。
木に刺した繭玉と言われる丸い小さなお餅をその炎で炙り食べる。炎に当たり、繭玉を食べる事で1年無病息災と言われる。
大人達は木にスルメなどをぶら下げて炙り、ワンカップやらビールやらいっぱいひっかけている。気の利いた家は繭玉をつけて食べるように醤油や砂糖醤油など持参している。
和気藹々とした楽しい行事だった。
今でも神社などではどんど焼きを行っている。これは個人的には後世に残したい行事だ。
しかしお焚き上げの火が地球温暖化に繋がる。焼いた時に出る煤などが洗濯物を汚すなどなど。様々な理由で消滅しつつある。
私の実家方面ではまだ神社がどんど焼きを行っているので古いしめ縄やだるまなどは持ち込めばお焚き上げしてもらえた。
しかし実家がなくなり、我が家の近所でどんど焼きを探すが無い‼️
古いお札は神社で引き取ってくれるが、しめ縄やだるまはダメ🙅♀️🙅♀️🙅♀️
色々調べてしめ縄や玄関飾りは塩で清めて新聞紙に包み、一般ゴミと混同しないように梱包し可燃ゴミの日に出せば良いらしい。
しかしだるまそうはいかない。
そもそも達磨大師が起源。お寺由来のものなので氏神様では引き取ってもらえないと。
お寺に納めてくださいと言われても、我が家が毎年参拝に行く佐野厄除大師ではだるまは不可😅😅😅
困った時は聞くのが一番。
高崎市民なら知らない人がいない少林山達磨寺。ここは縁起だるまの故郷。ホームページで調べたら郵送でもお焚き上げしてくれると。早速電話をして引き受けてくださる事が判明したのが3年前。
それ以来我が家のだるまと母の部屋のだるまを送っていた。今年は母のだるまは既に引っ越しの時産廃業者に出してしまったし、亡くなってしまったので目を入れず仕舞いだった。
元日に目を入れて梱包し松の内には着くようにゆうパックで発送して来た。

毎年決まっただるま屋さんから送られてくる箱を利用して、ありがとうございました😊と目を入れた縁起だるまを梱包する。
ご供養料はお気持ちで。との仰せ。
荷物に現金は入れられないので、現金書留で明日送ってくる。
出向かないでもお焚き上げしてもらえるのは有り難い。運送業が発達したお陰だ。
しかしどんど焼きがどんどん遠くなってしまった事が淋しい。
あれは子供時代の良き思い出❣️
そんな風に心の中で温めていよう。