真言密教の修行を「三密」の行といい、修行が目指すものを「加持」といいます。 この「三密」についてですが、仏教では、生命現象はすべて身(身体)、口(言葉)、意(心)という三つのはたらきで成り立っていると説いています。顕教では、人間のこれら三つのはたらきは、煩悩に覆われ汚れているということで三業(ごう)と呼んでいます。ところが、法身である大日如来を宇宙の根源的な生命力とみなし、森羅万象を大日如来の現れと説く密教では、人間の三つのはたらきも大日如来の現れであるから、本質的には人間も大日如来と同じであるとしています。ただ、大日如来のはたらきは通常の人間の思考では計り知れないということから、密なるものという意味で「三密」と呼んでいます。
(金乗院HPより引用)
更に3密とは。
自然と聞こえてくる三密。
聞こえてくるのは三密回避という意味ですが、言葉が聴こえてくる度に発する度に、
新型コロナウイルス感染拡大の早期収束を願い唱えているように思えるのです。
三密の行は密教の基本です。
真言を発音すること自体に意味があると言われております。しかしながら私たちは密教僧ではありませんので、日常的に三密行を実践するには限界があります。
今回の三密三密と聴こえて来るたびに、
運命を好転させ早急に直面した難関を突破出来ると
思わずにはいられないのです。
写真は
平安初期、大同二年(807年)弘法大師が開創したと言われている修禅寺です。私達の思いがどうぞ空高くとどきますように...