サウンド シティは 1969 年に設立され、2011 年から 2016 年までの期間、プライベート スタジオになりました。スタジオは2017年初めに再開されました。
元々はVoxアンプの工場として建てられ、1964年にアンプをテストするためのスタジオが追加された。
数年後、建物はトム・スキーターが購入し、1969年にジョー・ゴットフリードと共同で商業用レコーディングスタジオを運営することを目的とした。Sound Cityスタジオの誕生です。
ニール・ヤング、ドクター・ジョン、ジェームス・ギャングなど著名なセッションもありましたが、最初の数年間はスタジオの経営が苦境に。
そして1973年、スタジオはクライアントを惹きつけるため、追加機材の購入に投資。
しかし、リンジー・バッキンガムとスティーヴィー・ニックスという若いカップルがデビューアルバムのレコーディングに訪れるまで、運命は変わりません。
ドラマーのミック・フリートウッドとの偶然の出会いにより、二人はフリートウッド・マックに加入し、一連のヒット・アルバムのスタートを記録することになった。
1975年にリリースされた彼らの名を冠したアルバムは、バンドをスーパースターへと押し上げ、サウンド・シティを地図にしっかりと刻み込むことになった。また、世界で最も素晴らしいドラムルームの1つとして、このスタジオの評判はさらに高まった。
やがて70年代に入ると、多くのスターがSound Cityを訪れるようになります。
War、Elton John、The Grateful Dead、REO Speedwagon、Santana、Foreigner、Cheap Trick、Alice Cooper、Peter Frampton、Tom Petty & The Heartbreakersなど、多くのスターがSound Cityを訪れた。
2011年に閉鎖されたSound City Studiosは、40年以上にわたってロックンロールの伝説的なレコーディングスタジオとして君臨してきました。しかし皮肉なことに、このスタジオはSound Cityよりもさらにレトロでアナログな美学を持つプロデューサー兼サウンドエンジニアによって引き継がれた。2011年夏に長期賃貸契約を結んだKevin Augunas氏は「100万ものオプションがあるなんて、私には全く面白くない！」と言う。
スタジオAのライブルームは何十年も前から変わらず、そのドラムサウンドで有名です。
スタジオBは、コントロールルーム、45平方メートルのトラッキングスペース、15平方メートルのブースを備えています。
Kevin Augunas氏は5年間にわたりヴィンテージのAltec 9200コンソールを使用しています。
Fairfaxの機材リストはアウトボードが少なく、この珍しいRCA KU3A単一指向性リボンマイクのような楽器やマイクが多いのが特徴。
かつてアビーロードスタジオ1のために作られたEMI TG12345 MkIVデスクなどを所有し、使用していたことを考えると、これは大変な発言です。その代わりに彼はSound City時代とは全く異なる、妥協のない可能な限りストレートな機材を選択した。
この敷地はもともとイギリスの楽器メーカー、VOXのショールームとして設計・建設され、1969年にジョー・ゴットフリードとトム・スキーターがそこにサウンド・シティを設立したのです。
このスタジオは、デイヴ・グロールの2013年の同名の映画にも記録されているように、ロックの歴史を作ることになる。
この会場で作られた最初のレコードの中には、ニール・ヤングの『After The Goldrush』も含まれている。
70年代にビジネスがますます好調になると、Sound Cityは、現在グロールのプライベートスタジオにある有名なカスタムNeve 8028コンソールを設置しました。
70年代半ばのバッキンガム/ニックス、フリートウッド・マック、グレイトフル・デッド、エルトン・ジョンから、10年代末のチープ・トリック、フォーリナー、トム・ペティ・アンド・ザ・ヒートブレイカーズまで、Sound Cityは素晴らしいカタログをすぐに作り上げたのです。
サンタナ、バリー・マニロウ、ディオ、リック・スプリングフィールドとサクセスストーリーは続き、
ニルヴァーナの『ネバーマインド』はスタジオの歴史にターニングポイントをもたらすことに。
その成功を受けて、90年代にはKyuss、Rage Against The Machine、Black Crowes、Slayer、Red Hot Chili Peppers、Johnny Cash、2000年代初頭にはQueens Of The Stone Age、Slipknot、Kings Of Leon、Metallicaといったロック界の大物がSound Cityに集まってきました。
Sound Cityは、ライブエリアでのドラムサウンドで特に有名でしたが、テープベースのアナログスタジオとして、デジタル録音と制作技術にますます依存する速いペースで進む業界の中で、その時代は終わりを告げた。
ケビン・オーガナスは「このスタジオが空いたから、ここに引っ越してきたんだ。「12年以上ここでレコードを作り、コマーシャルスタジオだったころは貸していたが、今はもうビジネスとして成り立たない。このスペースが空いたと聞いて、すぐにオーナーに連絡し、ここに移ることになったんだ" と。約半年にわたる大規模な改装を経て、新しいフェアファックスは2012年初めに制作の準備が整い、ルミニアーズのセルフタイトルのデビューアルバムは、英国と米国でトップ10に入るプラチナセールスを記録した。
Sound Cityは商業スタジオらしく、比較的オーソドックスな構成でしたが、Augunas氏はより先鋭的なアプローチをとりました。
185平方メートルのライブエリアを誇り、オリジナルのリノリウムの床材に至るまで何十年も手付かずであったと言われるスタジオAには、かつてカントリー・プロデューサーのオーウェン・ブラッドリーが所有し、Orphan Audio社のケン・ハーシュが修復・カスタマイズした珍しいアルテック9200コンソールを設置しました。
しかし、ケン・ハーシュによると、このアルテックは売却され、ニューヨーク北部にあるヘンリー・ハーシュのウォーターフロントスタジオに設置されていた美しいヘリオス・デスクに置き換える予定だそうです
Kevin Augunas氏は伝説的なコンソールには目がないようで、ビートルズの血統を持つLenny KravitzのREDD.37も一時期Fairfax Studio Aに置かれていましたが、彼のTGコンソールやFairchildsといった伝説の機材は「クライアントに驚きを与える」ために手放し、時にそれは「機材があなたのために仕事をした」ように人々に思われることがあったそうです。
実際、彼はコレクションから継続的に使用された20％のみを残し、ライブルームからのタイラインの一部は、
音の整合性を最大限に利用し、選択を最小限にするために、パッチベイをバイパスしてコンソールにハードワイヤリングされています。
Scully 16トラック・レコーダーは、Studio Aのセットアップの中心的存在です。
Fairfaxは、エコーチェンバー、EMTプレート、AKG BX10とBX20、Pultec、Universal Audio、API EQ、UREI LA-3Aとdbx 165Aなどのコンパクトなアウトボード・コレクションを誇っています。
もう一つの中心的な役割は、Augunas氏の16トラックScullyオープンリール・レコーダーが担っています。
このようなセットアップにより、旧Sound Cityの部屋は最高水準のアナログスタジオとして残っています。
しかしKevin Augunas氏はレンタル顧客向けの制約から解放され、このアイデアを彼自身のニーズに合わせて改良することができました。
このようにして伝説的なレコーディング施設はより妥協のない形で存続しているのです。
Andy Johns Classic Drumsでユーザが受けられる恩恵は、ジョーンズ氏のマイク・セレクトや設置テクニックだけではない。
彼自身の耳によるドラムチューニング、EQ、彼が実際のセッションでも使用するだろうNeve 80コンソールやStuder 24トラック・テープマシン、それら全てだ。
コンプレッションは使用されていないが、各キット・ピースのバランスは素晴らしく、
コンプレッションそのものが必要ないだろう。
あるとすれば、ベースとキックが重なるような箇所や、ルーム・マイク、ステレオ・グループに薄くかけるくらいだろうか。
キックはビンテージらしい控えめなものから、現代的で力強い感じのもの、スネアはソフトなものからスナップの効いたものまで幅広い。
ハットは程良くタイトで、まさにロックなどのジャンルに向いている。
ミックスに混ぜてもきれいに抜けていく、絶妙なチューニングのタム、そしてシンバルはまさに一級品—間違いなく今までのBFDシリーズ中でベストだ。これだけでも十分手にする価値のある音源といえる。
Sound City Drum Sound
Albums engineered
