映画館にて＞＜

昨年売れ残り状態の紫陽花の小さい苗を買いまして、鉢に植えておいたら苗の頃に比べては５倍くらいになったのかな。
それでも花の付き具合はまだまだ未熟って感じです。

たわわに花を咲かせているのがいいんですけどね、庭に直植えするとどこまでも大きくなってしまいそうで迷っています。
もうあんまりスペースがなくて・・。


先日嬉しいことに映画を観に行く時間が取れました。
何を観に行こうかな、迷っている幾つかの作品の中から、上映時間がちょうど私の時間にぴったりだった、「相棒」を観に行きました。

「相棒」というドラマは歴史が長いようなのですが、私が観始めたのは昨年と、思いっきり新参者です。
ブログ仲間のkiriyさんの影響です。
名指ししちゃいましたが、良かったですか？
不都合がありましたら仰ってくださいね。

あらすじは、刑事ものと言うことであまりネタバレ的な書き方をするとマズいかなー、ということで、ここでは書かないことにします。
それから感想も記事の最後の方で簡単に、ということにします。

それにしても、この映画の宣伝ってことだったと思いますが、最近色んなＴＶ番組で水谷豊さんの姿を見たように思います。
デビュー作の「バンパイヤ」、「傷だらけの天使」「熱中時代」それから時々、奥様との出会いとなった「あんちゃん」の一番面が、何度も紹介されていました。

あれも見たかったんだけどな～。
と、いつも思っていたのが「赤い激流」だったんですが、残念ながら流れることはありませんでした。
何度も何度も耳にしたピアノ曲「英雄ポロネーズ」、今も忘れることが出来ません。

さて、映画を観に行くと時々こういうことがあって困っているんですが、同じ経験をお持ちの方はいらっしゃるでしょうか。

上映時間って、大体２時間ちょっとくらいですよね。
実は時々、途中でトイレに行きたくなってしまうんですね。
いきなりこんな話で失礼します。
腹痛が起きる方じゃなくて、膀胱破裂の危機感ありの方です。
勿論、始まる前に済ましてはいるんですよ。
たいていアイスコーヒーをお供に観るんですが、それ止めた方がいいのかいな。

観光バスでお出掛けの時なんかは、いちいちトイレストップで下車っていう人じゃないんですよね。
仕事に行く時だって、家を出る前～５時間くらいは大抵大丈夫なんですよ。
（本当は、３時間おきくらいが身体にはいいって言いますよね）
それなのに、なんでたかだか映画一本の時間が我慢出来ない？？？

過去にも二回ほど、本当にやばくって、途中で抜けたことあるんだよね。
なるべく話のヤマ場っぽくない所を見計らって出て行くんだけど、戻ってきて画面を見た時は、やっぱり「無念」な気持ちになってしまいます。

今回の「相棒」は、なんせ刑事ものですからねー。
中盤～ラストのどの部分で抜け出しても駄目みたいな気が抜けない状態で、結局何とか頑張ったんですが、事件そのものが解決した後、もう少しどんでん返しまではいかないか・・ちょっと話があったんですが、その辺とにかく集中して観ることが出来なくて、とても長く感じてしまって、＝感動も涙もなんもない状態になってしまいまして、ってことが残念。

でも抜け出していたら、もっと残念な気持ちになっていたでしょうから、良しとする事にしました。
こんなことしてると下手すると膀胱炎になっちゃいますからねー。
どうしたもんでしょうね。
やはり飲み物はなし、ということで？


　　　

少しだけ簡単に感想。

どんなに騒がれた事件でも、いつかは無かった事のように忘れ去られてしまう。
けれど家族は一生忘れることは出来ない。
傷は深く、消えることはない。

部外者がさも関係があるかのように、真っ当な意見を持っているかのように、騒ぎ立てることほど無責任なことはない。
そうした者も全て被害者にとっては加害者なのである。

杉下警部（水谷豊）は、紅茶とチェスと落語が好きなんだ～。
頭脳明晰だから、例えば今回犯人が送ってきたメッセージが、囲碁や将棋に関するものだったとしても、すぐにピンと来たのだろうな、なんて思っていたのだけれど、チェスは別格の趣味だったんだ。

この犯人は、ひそかにチェスを使って暗号（メッセージ）を送って来てたんだけど、これに気づく人がどこにもいなかったらこの事件はどうなっていたのかな。
もし気づいてくれたとしても、ただの一般人だったら、どうなっていたのかな。
これはちょっと意地悪なツッコミかな。

杉下（頭脳）と亀山（行動）って簡単にひっくるめていいのかどうかですが、お互いのいい部分が物凄く発揮されていて、観ていて心地良かった。
主役の２人が所属する、特命課は「何もするな」の島流しの場、って言われてるけど、その割りにしょっちゅう活躍してるよね。
他の本来活躍するはずの課のメンバーの方が頼りなく見えてしまうんだけど。
なぜ杉下は島流しになったのだろう。
最近見始めただけなので、そのあたりがとても気になってます。

政界でのもみ消し、は実際にもありそうに思える。
その被害者となってしまった青年が、多くの人たちから感謝されていたこと、生き生きとしていた姿が、心に染み入り悲しくなった・・はずだったんだろうな、ん～個人的諸事情にて残念なことに。



以上。