たまのあしあと

きままな日々の日記などなど。

屋久島の旅 宮之浦岳 新高塚小屋へ

2009年08月10日 | 旅日記-屋久島編
いつまでも宮之浦の頂上にいたいくらいだったけど、この日は新高塚小屋まで
いかなければなりません。
また登るかどうかわからないし、登ってもこんな景色を見れるかどうか
分からない。
かなり名残惜しいけど、しっかり目に焼き付けて頂上を後にすることにしました。

山って、自然って素晴らしい・・・。
一生に一度かもしれない景色、人間の力では全くかなわない自然の凄さ、
そういうものを見たくて感じたくて、私にとってその1つの手段が山に登ること
なのかもしれません。
今日も感謝!

さてさて、宮之浦岳を下ってまずは焼野三叉路という分岐点に着きました。
ここから永田岳へ行くことも出来るようです。

三叉路の近くには、頂上にいたおじちゃんのザックがある。
どうやらここに荷物を置いて、永田岳往復に出かけたようです。

まさか行かないよね?と友人を見ると、なんと行く気満々
まぁ、確かになかなか来れないところだし、こんないい天気に登れることも
ないだろうし、行きたい気持ちは分かるよ。

というわけで、友人は永田岳へ行ってくることに。
私はというと、空荷なら行けるかな?ってちょっと思ったけど、実はそろそろ
膝が笑いだしそう。明日もたくさん歩くので、止めておくことにしました。


永田岳。九州で2番目に高い山。

友人を待ちながら、その辺りを散歩してみたら、気持ちの良さそうな岩を
見つけました。
そこで靴も靴下も脱いで、風に吹かれながらぼーっと休憩。

だーれもいないし、風がびゅうびゅう吹く音と鳥の声しか聞こえない。
そんな時間がずーっと続くと、30分を過ぎたくらいでちょっと不安に
なります
もしかしたら世界から人が消えたんじゃないかっていうくらいの静けさ。

そんな私をちょっと元気にしてくれたのは、ヤクシカさんでした。


ガサガサって音がしたので、びっくりして見てみたら
シカもびっくりしたみたい


じーっとこっちを見ながらも、私のすぐ前の小道をトコトコ歩いて行きました。


この辺りで、私のことは全く気にせず、草をもしゃもしゃ食べ始め・・・


こんな姿も

シカが私のことをあまり気にせずにいてくれたおかげで、なんだか
私も自然の一部になったような、そんな気がしました。


焼野三叉路辺りから見た宮之浦岳。

友人が永田岳へ出発してから1時間半くらい。
やっと友人が帰ってきました。
登りにくいし結構大変だったとか普段はバテない友人がバテてました
行かなくて良かった・・・


こちらは友人が撮ってきてくれた、永田岳頂上からの景色。
大変だったけど、こちらも絶景だったとか!
切れ立った崖が迫力満点だったそうです。


さぁ、やっと新高塚小屋を目指します。


焼野三叉路を出て1時間20分くらいかな?
やっと小屋まで400m。あとちょっとだ!さすがに疲れました


2009.7.12 屋久島 宮之浦岳から新高塚小屋へ


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