たまのあしあと

きままな日々の日記などなど。

関東利尻会 紅葉の筑波山に集う

2010年11月21日 | 旅日記-山編
土曜日は筑波山へ行ってきました。
今回は冬の利尻へ行った仲間、関東利尻会での山歩きです。
いつもは2人で山へ行くので、大勢(といっても8人だけど)の仲間と歩く山は
賑やかで笑いっぱなしで、ほっぺまで筋肉痛になりそうなくらい楽しかったです。

今日はその余韻に浸りながら、洗濯をしたり、PEAKSを読んでまた山に行きたくなったり。
山へ行った後の洗濯って結構面倒なんですよね。
ウールで洗うものがあったり、撥水加工のものとかは柔軟剤が使えなかったり。
だけど昨日のことを思い出しながらのお洗濯は、なんだかまたにんまり笑えてきました。

干しながら、どんよりとした今日の空を見上げて、昨日の晴れのありがたさも改めて感じて。
だって、木曜日の夜までずーっと、土曜は曇り時々雨の天気だったのです。
それが前日には晴れに変わるなんて、すごいラッキー。
関東利尻会の日頃の行いの良さが表れたのかなぁ~?(どうなのかな~、そうなのかな~)

さてさて。
当日は○隊長のもと、10時過ぎに登山開始。
ちょうど紅葉が見頃を迎えた筑波山神社から、白雲橋コースを登って山頂を目指します。

土曜日は青空の広がるいいお天気。
ぽかぽか暖かくて、歩くと半袖の方がいいくらいの暑さ!もうそろそろ冬とは思えないくらい。
ちょうど同じ時期に関東利尻会のメンバーが立山に滑りに行っていて、雪山の写真が
送られてきたのだけど、雪の山もあればこんなに暖かい山もあって驚きです。

登り始めてしばらくはゆるやかな登りの続く杉の林の中を歩きます。
変わり映えのしない景色だけど、みんなでおしゃべりしながら歩くので楽しい!

私は時間は全く気にせず歩いていたのですが、神社から酒迎場分岐までは登り20分、
酒迎場分岐から弁慶茶屋跡地までは登り50分がコースタイムのようです。

弁慶茶屋跡地で休憩。
登っている時は暑いけど、止まっているとやっぱり身体が冷えます。
遠くは白く霞んでいたけど、霞ヶ浦もうっすらと光って見えました。

ここからは、面白い形をした奇岩、奇石が現れる面白いコースです。
なるほどーと思えるものや、うーん?と考えてしまうようなものまで、自然が生み出した
造形を楽しめます。


弁慶七戻り
今にも落ちてきそうな岩を見て、弁慶も7度戻ったという岩。


高天原


母の胎内くぐり
写真では良く分からないけど、狭くて低い岩の間をくぐります。

他にも陰陽石、国割石、出船入船、裏面大黒、北斗岩といろいろな岩がありました。


ここまで登ってくると、展望も開けたところがあります。
筑波山は900mに満たない山だけど、周りに高い山がないので、標高以上の高度感があって
「山に登っているー」って感じがしていいですね。

筑波山は双耳峰。女体山(877m)と男体山(871m)の二つの頂があります。
白雲橋コースだと、まず最初に着くのが女体山の山頂。


女体山山頂直下には大仏様の形をした大仏石がありました。

ごつごつした岩場を登って、とうとう筑波山の山頂、女体山に到着です!
(コースタイムでは弁慶茶屋跡地から女体山頂まで登り40分)
登っている途中からある程度想像してたけど、山頂はすごい人!人であふれていました。


写真を撮るのも一苦労。


人でいっぱいの中、足元を見ると三角点。一応パチリ。




人をよけながらどうにか景色を楽しんだり写真を撮ったり楽しんだ後は、
もう一つの山頂、男体山の方へ向かいます。


ガマ石。
カエルの形なのでガマ石。ガマ石に背中を向けて石を投げて、石がカエルの口に
入ったら無事に帰れるんだそうです。
MIXさん、見事成功!

ケーブルカーの山頂駅周辺にはお土産やさんとか食事処がありました。
その手前でシートを広げて休憩するのにちょうどいいスペースを発見!
ここでお昼にすることにしました。
途中でおやつを食べたりしていたけど、さすがにおなかぺこぺこ!


○さんのザックから出てきた、モツ煮!
ここまでこぼさずに運んでくるなんてびっくり!!!
他にも奥様お手製のサラダが出てきたと思ったら、ワインが瓶ごと!
○さんのザックはきっと四次元ポケットが付いている・・・
おいしかったです。ごちそうさまでした!

みかんをいただいたり、おせんべいをいただいたり、白菜の浅漬け、
ブロッコリー、松茸昆布の佃煮などなど・・・
もー、おなかいっぱい!

私はおなかいっぱいで食べれなかったけど、momomoさんのゆでたまごが
すごくおいしそうで!
nn0027さんが子供のように嬉しそうに食べていました。
よっぽどおいしかったんだなー。


ごはんの後はコーヒータイム。山で飲むコーヒーはやっぱりおいしいです。
同じ釜の飯ならぬ、同じ鍋で淹れたコーヒーを仲間と飲む。
アツアツをふーっと吹いて、私のカップはアルミ製なので、やけどしないように
ゆっくりとコーヒーを飲んで、ふーっと一息入れる。
この瞬間が最高!  
コーヒーを飲んだ後は、初めて筑波山に来た組で男体山へと向かいました。


男体山から見た女体山。


男体山から戻って出発前に、異邦人さんにオカリナを演奏してもらいました。
とても綺麗な音色。柔らかくて澄んだ音が奏でる音楽は、秋の山の雰囲気を
ちょっと切なくもより一層美しくしてくれました。

ゆっくり過ごした後は下山開始です。
下りは御幸が原コースをとりました。コースタイムだと下り70分です。

途中ケーブルーの合流点でケーブルカーに手を振ったり、水場で喉をうるおしたりしながら、
無事に筑波山神社まで戻ってきました。


ちょうど日が傾きかけた頃で、秋の優しい斜光が紅葉を照らしていました。








その後は温泉へ!ぎりぎり間に合いました。
露天からはちょうど沈んでいく夕陽が見れて、YUMEさんと一緒に、身体はお湯に、
心は幸せに浸かるひと時。
ぽかぽか温まって身体がほぐされていくような心地よさ。
つくば駅に向かうバスの中では眠ってしまいました。

今回の山歩きもとても楽しかったです。
利尻で出会った方は、山や島、旅が大好きな方が多くて、いろんな話を聞かせてもらえて
すごく嬉しかったです。
ご一緒したみなさま、本当にありがとうございました。
それから、○隊長、momomo副隊長、お世話になりました!
ペース配分とかみんなのサポートとか、さすがだなーって思いながら歩いていました。
本当にお疲れ様でした。
またみんなで山に行きましょう!


おまけ。最後に撮った写真はおばあちゃんのコロッケでした。
つくば駅での反省会?で食べたコロッケ。でかくてびっくりしたけどおいしかった!
昔コロ助と呼ばれるくらいコロッケが好きな私は、半分以上食べちゃいました。
やっぱり山へ行っても痩せません!


最後になってしまって申し訳ないのですが、みんなと出会えた利尻にも感謝でいっぱいです。

このブログを偶然訪ねて下さった方もいると思います。
そんな方はきっと山とか島、自然、旅、北海道が好きな人も多いのではないでしょうか?
ここに来て下さったのも何かのご縁、きっと利尻島にもご縁があるんだと思います。

まだ利尻島へ行ったことがない方は是非利尻島へ、夏は行ったことあるけど…という方は、
是非是非冬の利尻へ行ってみて下さい。
とても温かい島の人たちがお待ちしていますよ。
特に冬の利尻は、変わり者(おっと失礼)、でもすごく楽しんで生きている人が集まる
ところだと思うので、きっと素敵な出会いが待っているはずです。
今年の冬にいかがでしょ~?


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (momomo)
2010-11-22 01:55:41
たまちゃん、こんばんは。

どうもお疲れさまでした。
楽しかったですねー。
山を好きな気持ちがみなさんの体中から溢れていて、
とてもうれしく思いました。
お陰で(?)またまた軽く二日酔いです。
寒い冬が近づいても利尻会は熱いですね。
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良いなあ~ (こちみん)
2010-11-22 10:22:13
みなさんのレポート楽しくかつうらやましく見ています。
次回の山登りは参加するぞ~!!

景色も紅葉もとってもきれいですね。

「今にも落ちてきそうな岩を見て、弁慶も7度戻った」ってなんだか弁慶かわいらしい(^∇^)
返信する
山も利尻も利尻会も最高! (momomo様へ)
2010-11-23 11:27:22
筑波山ではありがとうございました!
すっごく楽しかったです。
仲間と山に行くっていいですね。ますます山が好きになりました。
冬の利尻も熱かったですもんね。
人の温かさが利尻会にもしっかり受け継がれている感じですね。
これからもイベント盛りだくさん!よろしくお願いしまーす!!
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次は是非! (こちみん様へ)
2010-11-23 11:30:37
こちみんさんも次回の山登りは是非!
一緒にコーヒー飲みましょうね。うんまいですよ~。
いろんな岩を見ながら、ユーモアたっぷりのこちみんさんだったら、
どんな表現をするんだろーって思ったりしました。
まだまだ続くイベント、これからもよろしくお願いしますね!
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ありがとう ()
2010-11-23 12:23:13
たまちゃん、オヤジ軍団へのお付き合いありがとう。楽しいハイキングでした。

たまちゃん、文章上手いですね、女性らしい優しさ、気遣いと細かいところまでよく観察していますね。感心します。読んでいてほのぼのとしたものが伝わってきます。

鍋物の具は3重のビニール袋に包んで、そのまま鍋に入れてザックへ。破けません。水分を少なくしておいて、暖めるときにちょっと水を足します。ちなみに、今回はnn0027さんに「鍋ごと」持ってもらいました。(;゜ロ゜)
ワインは瓶ごと持って登るのは山屋としては失格なんです。重くなるだけなのでペットボトルに入れて持っていくのが本当です。ま、今回は荷物が軽かったので瓶ごと上げてしまいました。

屋上展望風呂で私が男性の湯から女性の湯に向かって大声で「おーい、たまちゃん日が暮れるぞ~」とか「夕陽が綺麗だよ~」とか叫んでいたの、聞こえませんでした?
これで、今回も喉がつぶれました、アハハ。(USO)

また、どこかに行きましょう。

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楽しかったです♪ (○様へ)
2010-11-23 23:06:53
こちらこそ○さんのおかげで楽しい山歩きができました!
ありがとうございました^^

文章褒めていただき嬉しいです。
私は○さんの臨場感とユーモア溢れる文章が好きです。
楽しかったことが次々と蘇ってきました。
参加していないイベントも、参加している気分になれますし。

あれれ?叫び声は聞こえてきませんでしたよー。
喉がつぶれたのはお酒のせい?(笑)

次はどこかな?またよろしくお願いしますね!
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