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日々感じたこと

たそがれ堂

こんばんは。猛暑から少し抜け出し、程よく過ごせた一日でした。
今日紹介する本は、コンビニたそがれ堂です。
最初に出た本で、風早の街の片隅にあるひっそりとした神社があります。その神社には霊験あらたかで、ちょっとお茶目で人間の世界が大好きな白狐の神様がいます。
その白狐の神様は、たそがれ時から明け方まで、たそがれ堂をいうコンビニを開いています。
たそがれ堂には、世界のありとあらゆるものがそろえられており、心優しくずっと願っている人だけが訪れることができます。子ネコのあんずと飼い主の高校生の悲しく淡い恋の物語、壊れたテレビと小さな女の子の物語が、読み終わった後、とても優しい涙で満たされるお話でした。
悲しい出来事に出会い、誰かにささえてもらいたいときに、そっとたそがれ堂の白狐の神様が手を差し伸べてくれ、立ち直るきっかけを与えてくれます。
過去にあったことを受け止めながらも、大切に忘れることなく、進んでいこうと思えるそんな物語です。たくさんシリーズが出ていますが、一番のおすすめです。
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