すみっこごはん

つい先日図書館で借りた本です。
とある街の裏道にある古い建物にちょっと変わったお店があります。
すみっこごはんという名前のそのお店は、訪れた人がくじ引きである古いレシピノートに従って料理をつくり、作ったご飯をみんなで食べることを目的にしたお店です。
いじめにあっている女子高生、日本になじめない留学生、結婚の縁がないOLなど様々な人がひきよせられるように訪れ、レシピノートに載っている料理を何度も失敗しながら作ることで、何か吹っ切れたように前を向くようになります。
そんな不思議なすみっこごはんのお店とそのレシピの所以が物語の最後でついに明らかにされます。読み終わり、レシピに込められたいっぱいの愛情が、心の中をホッと和ませてくれるとともに、丁寧に心を込めて料理を作ることの大切さを教えてくれました。
とても素敵な本でした。続編も出ているようなので、今度は買ってみようと思います。
週末からお盆になりますので、また少しの間お休みします。
良いお盆休みを迎えてください。おやすみなさい。