びたんのこと、もちっと書きたいなぁ…と。
いま、このブログのサイドに出てる「ネコ紹介」を編集したもんで。
・びたん (白♂ '04.7.2X生)
これを消したんだよね。
びたんは、ウチの庭にいたくるんちゃんの子供だ。
くるんちゃんは当時庭ネコだった。
よく一緒にいたのはレクサスだったことから、便宜的にびたんの父はレクサスということになっている。
なんせ、レクサス・くるん夫妻…というチグリス・ユーフラテス川のようなカップルだったもんで。
でも、当時ウチにいた、覆面ちゃんという猫の方がびたんに似ている気がする。
体形も、鳴き声も、図体の割にチキンなところも。
ついでに、びたんと一緒に生まれたのは、鼻黒とちょびこというのだが、どちらも白黒。
レクサスは白猫で、覆面ちゃんは白黒だったのだ。
つーことで、僕はここに、昼ドラ的なもんを勝手に感じているが、それは猫にはどうでもいい話だ。
くるんちゃんが子猫を産んでは失う…という様を見ており、なんとか捕獲して手術を! と思っていた。
でもくるんちゃんは百戦錬磨。
当時の僕は猫初心者。
到底捕まるはずはない。
でもって、2004年の夏、くるんちゃんのおなかが大きくなったのである。
折しもその年は、わが家が建て替え工事を行うという一大イベントの年。
しかも、くるんちゃんが子供を産むのは、ちょうど旧家を壊そうかってな頃だった。
工事の人が出入りし、我々人間一家は仮住まいへと姿を消した。
くるんちゃんのことは気になっていたけども、僕はちょいと離れた場所に住まっていたもんで、週末くらいしか様子を見に来れなかった。
そんな中、くるんちゃんは無事出産を終えた。
で、大工ともうまいこと付き合っていたようで、骨組みのような家の周囲で恙なく暮らしていた。
時は流れて秋…ちょうど今頃だったろうか。
家ができて人間一家が戻ってきた。
少々の戸惑いはあったようだが、くるんちゃんたちは庭ネコに戻った。
なお、地味に捕獲作業は試みていたが、まぁことごとく失敗していたと記憶している。
時期は不明だが、びたんには婿入りの話があった。
「白い猫が欲しい」というよく知りもしない、知人の知人のような人からのオファー。
どうにも胡散臭いと思っていたら、案の定で、「もらいに行く」といったまま、その人は迷子になった。
ウチ前を通って見初めたらしいのに、迷子である。
しかもOBと電話で話しながらだったのにたどり着けず、しまいには「もういい!」とヒステリーを起こして破談になった。
一同「これでいいのだ!」と思ったそうな。
年が明け、松の内に鼻黒が亡くなった。
交通事故だった。
(あ、セキと同じところで撥ねられたな。鼻黒、セキを守ってくれたんかな? ありがとうな ←この場を借りて)
その後、ちょびこの姿も見えなくなる。
おかしいな~と思っていたら、「あいつも跳ねられたぞ」と父が言ったそうだ。
それを伝え聞いて、「ぜってー捕まえる!」と、くるん一家の捕獲に燃えた。
でも、こちらが構えるとうまくいかないもんで。
とほほ…となっていたある日、ベランダから近くの茶畑を見ていたら、白い猫が見えた。
「白ちびー!」と、びたんの幼名を呼んだら、わが家の方へかけてくる。
庭に行くとそこに待っていたのが白ちびこと、びたんだった。
確か、わりとすんなり捕獲したような。
確か、春分の日だったような。
確か、客人が来ていて、風呂に入れると言ったら大反対されたような。
で、猫もやってくれるペット美容室を探すも惨敗。
大人しそうな子だし…、多少ケガしても人間ならなんとかなるし…で、シャンプー決行!
(良い子はマネしてはいけません)
そこで、庭ネコの白ちびは、家猫のびたんとなったのである。
びたんの名前の由来は、ご存知の方も多いだろうが、尾が短いことからだ。
尾短 → びたん なのである。
よく、「美淡」なんて間違ってくれる人もいたんだけど、そこまでキラっとはしていないのだ。
尻尾が短くて、すくすく育ったがために体が四角くなって、顔は歌舞伎役者みたいにキリリ系だけど、ちょっと寄り目っぽかった。
なぜか鼻の頭をいつも黒くしてたなぁ。
割と自由なタイプだけど、時折椅子に座ってる僕の膝を叩いて「乗せろ」と要求してきたっけ。
穏やかな性格だったけど、晩年は、もいの横暴にだけは手を挙げていた。
なかなか面白い。
…と、いくらでも書けるような子だ。
ウチの長男坊だからな。
そんでも、ま、こんくらい書けばちょっと満足。
びたんのこと、知ってもらえたらうれしいと思う。
いま、このブログのサイドに出てる「ネコ紹介」を編集したもんで。
・びたん (白♂ '04.7.2X生)
これを消したんだよね。
びたんは、ウチの庭にいたくるんちゃんの子供だ。
くるんちゃんは当時庭ネコだった。
よく一緒にいたのはレクサスだったことから、便宜的にびたんの父はレクサスということになっている。
なんせ、レクサス・くるん夫妻…というチグリス・ユーフラテス川のようなカップルだったもんで。
でも、当時ウチにいた、覆面ちゃんという猫の方がびたんに似ている気がする。
体形も、鳴き声も、図体の割にチキンなところも。
ついでに、びたんと一緒に生まれたのは、鼻黒とちょびこというのだが、どちらも白黒。
レクサスは白猫で、覆面ちゃんは白黒だったのだ。
つーことで、僕はここに、昼ドラ的なもんを勝手に感じているが、それは猫にはどうでもいい話だ。
くるんちゃんが子猫を産んでは失う…という様を見ており、なんとか捕獲して手術を! と思っていた。
でもくるんちゃんは百戦錬磨。
当時の僕は猫初心者。
到底捕まるはずはない。
でもって、2004年の夏、くるんちゃんのおなかが大きくなったのである。
折しもその年は、わが家が建て替え工事を行うという一大イベントの年。
しかも、くるんちゃんが子供を産むのは、ちょうど旧家を壊そうかってな頃だった。
工事の人が出入りし、我々人間一家は仮住まいへと姿を消した。
くるんちゃんのことは気になっていたけども、僕はちょいと離れた場所に住まっていたもんで、週末くらいしか様子を見に来れなかった。
そんな中、くるんちゃんは無事出産を終えた。
で、大工ともうまいこと付き合っていたようで、骨組みのような家の周囲で恙なく暮らしていた。
時は流れて秋…ちょうど今頃だったろうか。
家ができて人間一家が戻ってきた。
少々の戸惑いはあったようだが、くるんちゃんたちは庭ネコに戻った。
なお、地味に捕獲作業は試みていたが、まぁことごとく失敗していたと記憶している。
時期は不明だが、びたんには婿入りの話があった。
「白い猫が欲しい」というよく知りもしない、知人の知人のような人からのオファー。
どうにも胡散臭いと思っていたら、案の定で、「もらいに行く」といったまま、その人は迷子になった。
ウチ前を通って見初めたらしいのに、迷子である。
しかもOBと電話で話しながらだったのにたどり着けず、しまいには「もういい!」とヒステリーを起こして破談になった。
一同「これでいいのだ!」と思ったそうな。
年が明け、松の内に鼻黒が亡くなった。
交通事故だった。
(あ、セキと同じところで撥ねられたな。鼻黒、セキを守ってくれたんかな? ありがとうな ←この場を借りて)
その後、ちょびこの姿も見えなくなる。
おかしいな~と思っていたら、「あいつも跳ねられたぞ」と父が言ったそうだ。
それを伝え聞いて、「ぜってー捕まえる!」と、くるん一家の捕獲に燃えた。
でも、こちらが構えるとうまくいかないもんで。
とほほ…となっていたある日、ベランダから近くの茶畑を見ていたら、白い猫が見えた。
「白ちびー!」と、びたんの幼名を呼んだら、わが家の方へかけてくる。
庭に行くとそこに待っていたのが白ちびこと、びたんだった。
確か、わりとすんなり捕獲したような。
確か、春分の日だったような。
確か、客人が来ていて、風呂に入れると言ったら大反対されたような。
で、猫もやってくれるペット美容室を探すも惨敗。
大人しそうな子だし…、多少ケガしても人間ならなんとかなるし…で、シャンプー決行!
(良い子はマネしてはいけません)
そこで、庭ネコの白ちびは、家猫のびたんとなったのである。
びたんの名前の由来は、ご存知の方も多いだろうが、尾が短いことからだ。
尾短 → びたん なのである。
よく、「美淡」なんて間違ってくれる人もいたんだけど、そこまでキラっとはしていないのだ。
尻尾が短くて、すくすく育ったがために体が四角くなって、顔は歌舞伎役者みたいにキリリ系だけど、ちょっと寄り目っぽかった。
なぜか鼻の頭をいつも黒くしてたなぁ。
割と自由なタイプだけど、時折椅子に座ってる僕の膝を叩いて「乗せろ」と要求してきたっけ。
穏やかな性格だったけど、晩年は、もいの横暴にだけは手を挙げていた。
なかなか面白い。
…と、いくらでも書けるような子だ。
ウチの長男坊だからな。
そんでも、ま、こんくらい書けばちょっと満足。
びたんのこと、知ってもらえたらうれしいと思う。