お手柔らかに

昨日遊び過ぎたヤツです




「母ちゃんウルサイです　」

＜相手にもしてくれないのね　＞



小太郎は相手してくれるよね




「う～ん　」




「しょうがないです　」




「どうですか？　寝ながらのカイカイです　」




「これだけやれば十分ですよね　」




「チャミなんて　朝からこんなに足が上がります　」

＜ハイハイ　チャミは散歩行きたいんだね　＞



「良くチャミがお散歩行きたいって分かりましたね　」




長い付き合いですからね




「そうですよね　」




「じゃあ　もう帰るって言うことも解りますよね　」

＜エ～ッ　出たばっかりなのに？　＞



「ほら　聞こえませんか？　」




「キツネさんが鳴いています　」

＜それじゃあ急いで帰らないと　＞



「キツネさんが居たんですか？　」




「お外に出なくて良かったぁ　」

＜最初から出る気なかったくせに　＞



「キツネさんが居たんですか　」




「一度　キツネさんに会ってみたいです　」




「僕もお散歩行けば良かったです　」

＜キツネさんに襲われちゃうよ　＞



「チャミ姉ちゃんが居れば大丈夫です　」




「何ですって　」




「マズイ　聞かれてました　」




「さぁ　母ちゃんはお仕事に行ってください　」


ハッ　ハイ

じゃあ　キョン太後はガンバッテね



「母ちゃん　行かないでください　」



チャミ　ほどほどにしてあげてくださいねぇ




おやすみなさい

やっと晴天になりましたヾ(≧▽≦)ﾉ

晴天




「久しぶりに暖かいですよ　」




「でもちょっと暑いです　」




「さくらは帰りますね　」




「寒くても暑くても　帰っちゃうんですね　」




さくらだけじゃなくて　小太郎もお家に帰っちゃってますよ




「急に暑くなられても…　」




「目が開けられません　」

＜小太郎は光に弱いからね　＞



「チャミは眩しくはないんですけど…　」




「長く外にいると…　」




「体が熱くなっちゃうんです　」

＜チャミはチャミで大変だよね　＞



「やっぱり　お家の中が落ち着きますね　」


でもね　落ち着かない方がお一人いるんですよね



もちろんキョン太ですけどね




久しぶりに　木に登り




ガッツリ　母ちゃんに怒られ




それでもめげずに　走り回り




変顔で草を食べ




母ちゃんに言われ




しぶしぶ　家に帰ったのであります




帰った後は　男同士




日向ぼっこ



久しぶりに散歩を満喫したキョン太でした


暑くてすぐ帰ったさくらですが

一応　日向ぼっこしてたんですよ


ぽってりお尻が　可愛いでしょ



おやすみなさい

勘違いではないと思います

キョン太




キョン太




「なんですか　母ちゃん　」




「僕は気持ち良く寝ているんです　」




だって…　舌が出てますよ




「エッ　舌が　」




「何言ってるんですか　」




「そんな事ある訳ないじゃないですか　」




「舌が出ていたら　僕だって気づきますよ　」




だって　本当に出てるんだもん




「お兄ちゃん　母ちゃんが僕の舌が出てるって言うんです
　僕の舌　出てないですよね　」




「きっと母ちゃんの勘違いですよ
　気にしないで寝た方が良いです　」




「って　もう寝てますね　」




そ～言えば　最近いつも小太郎がこんな風に寝てるから




キョン太も似てきた感じが




するんだよなぁ




「似てませんよ　」




「今日は舌が出てるとか　寝方が似てるとか
　勘違いばっかりしてますね　」

＜　・　・　・　　＞



「母ちゃん　ご苦労様です　」

＜アリガトー　チャミ　ちょっと顔が怖いけど　」



「エッ　」

＜イエ…　ごめんなさい　＞



「母ちゃん　朝から大変そうですね　」




「さくらは助けられませんけど　」


良いよ　母ちゃんは耐えるの慣れてるから



おやすみなさい

大丈夫かな？💦

「今日も寒いのに　お散歩行くんですか？　」




「仕方ないですねぇ　」



「寒いなら来なくて良いですよ　チャミは一人で大丈夫です　」




「そうはいきません　僕は長男なのでチャミを守る責任があります　」




「その割には…　」




「チャミの事ほっといて楽しんでますけど　」




小太郎　どこ行くのぉ～




チャミの事　守るんじゃなかったの？




「結局　お兄ちゃんはお散歩したかったんですね　」

＜みたいだね　＞



「チャミのお散歩に付き合うのも…　」




「大変です　」




小太郎　チャミが呆れちゃってますよ




「チャミ　呆れてるんですか？　」




「別に…　」

＜完全に呆れられてますね　＞



ところでキョン太は　何してるの？




「やっぱり寒い日は布団の中が良いです　」




「今日も雨が降るみたいだし…　」




「僕は今日はここに居ます　」

＜今日はじゃなくて　今日もだよね　＞



じゃあ母ちゃんはお仕事行ってきますからね




「後のことは僕に任せてください　」

＜大丈夫かなぁ？　＞



「母ちゃん　」




「玄関は　」




「あっちですよ　」




「行ってらっしゃい　」




本当に小太郎に任せて良いのだろうか…



おやすみなさい

忖度

アレ　昨日は母ちゃんの手を攻撃してみたり




ちょっとカッコつけてみたり




変な顔してみたりしていたのに




今日はおとなしいですね




「今日は寒いし　風も強いんですよ　」

＜お散歩行かないの？　＞


「う～ん　」




「今日はお休みします　」

＜そっかぁ～　＞



「キョン太はほっといて　雨が降る前にお散歩行きましょう　」




「雨が降るのに　お散歩行くんですか　」




「信じられません　」




「キョン太の雨嫌いは　直らないですね　」

＜怖い思いをしたからね　直らないんだよ　＞



「今日はチャミが頑張って　写真のモデルをします　」


オーッ　チャミのモデル姿　見せて頂きましょう



「見たいんですか？　仕方ないですねぇ　」

＜イヤ　チャミがモデルするって　＞



「まずはゴロゴロして…　」

＜ゴロゴロはいらないかなぁ？　＞



「良いですか？　」




「一度しか見せませんよ　」




「チャミのモデル歩きです　」

＜ただ歩いてるだけのような…　＞



「良い仕事しました　」

＜たっ　助かったよ　＞



「母ちゃん　母ちゃん　」




「僕がどこに居るか分かりますか？　」

＜うん　全然隠れてませんよ　＞


「チエッ　一生懸命隠れたのに　」

＜小太郎は白いから無理があるよぉ～　＞



「アレ　小太郎は？　」

＜怒って帰っちゃった　＞



「せっかく　急いで追いかけてきたのに…　」

＜服も着ないで　急いできたのにねぇ　＞



「母ちゃん　見えても見えないと言わなきゃダメじゃないですか　」

＜スイマセン　＞



「母ちゃんは修行が足りませんね　イロイロと…　」


ハイ…
チャミの普通に歩いているだけだけど　モデル歩きを褒め
小太郎のかくれんぼも　見えても見えないような演技ができるように
ガンバリマス



おやすみなさい