お人形部屋 別館

お人形好き。ブライス、momokoや創作人形、ビスクドール等。目玉のリアルな人形が苦手な方は閲覧ご遠慮下さい。

文化村行ってきた

2014年08月16日 | 創作人形
渋谷は暑かったけど、良いものを見せていただきました。

あ、この作品、いいわ~!と思った作品は売れちゃってましたけどね。有名な作家さんの作品の割にはお値段かわいらしくて、ああ、やっぱりこういうイベントは初日に行くべきなんだな~としみじみ思います。

その4 ご縁の続き

2014年08月07日 | 創作人形
それから何日かして、画廊のスタッフさんから私の携帯に電話がありました。

なんとぉ!諦めていた「少年」が出戻ってきてると言うのです。普通でしたら作家さんに返すのでしょうが、私があれだけ執心だったので、気を利かせて連絡して下さったのでした。

だいたい、実物も見ないで大きな買い物をするなんて、バカです。でもそのバカなお客さんが少年を返品して下さったおかげで私のところに「少年」がやってきてくれることになったのです。しかも値引きまでしていただいて・・・もう私はるんるんでした。

その作家さんは、この少年人形を発表したあと、作風が変わってしまって、同じようなタイプを暫く製作しなかったのです。

しかも4年後の今は、当時より手に入れた値段より10万も値上がりしちゃってるんです。本当にラッキーとしか言いようがありませんでした。


まあ、そういうわけで、欲しければそうやって、お人形の方からやって来るってこともあるという、実に嬉しくも不思議なご縁に恵まれたお人形の話でした。


週末から文化村のギャラリーで創作人形の合同展があるようです。行って見たいなとおもってるんですが、まあ、出かければ新たにご縁が結べるかも知れませんね。

その3 ご縁とは

2014年08月05日 | 創作人形
前回、身も蓋も無い〆方をしてしまいましたが、ご縁のある人形には奇跡的なご縁があるんですね。

私の経験ですが、ある作家さんのブログを見て、ひとめで心を奪われた少年人形がおりました。

よく見れば東京で行われる合同展に出品されるとのこと。

展示会が始まるのを心待ちにしていたのですが、行こうとしたらなんと!あの大震災の前年でしたが、チリで地震が起こり太平洋岸に津波警報が出て、東京に行けなくなってしまいました。

一週間後にやっと行って、現物を見て「この子を我が家に迎えたい!」とますます思ったんですが、なんと、電話で先約があってキープされてしまっていたのでした。
私があまり熱心に欲しがるので、画廊のスタッフさんが、作家さんに電話をして下さってったのですが、またそのうち作りますがオーダーは受けてないです。と言われ、キープしてる人に、本当に買うかどうか確認してもらったら、それがキープさんに火を付けたみたいで「買います」となって、私と少年とのご縁は断ち切れたのでした。

画廊のスタッフさんは本当に申し訳ないと言ってくださって、私も、あの津波騒ぎさえなければと恨めしく思いました。

今夜はこれまでにしておきます。

良い創作人形を手に入れるには その2熱意が必要

2014年08月02日 | 創作人形
今世紀に入ってからブライスにはまりましていろいろ集めました。
ある人形に興味を持つと、ほかの人形の情報も入ってきます。

創作人形を知ったのもそれからでした。

ネットで作家さんやギャラリーやお店の情報を集めました。

機会があれば展示会にも出かけました。とにかく情報を集めるのに必死でした。

展示会があれば必ず顔を出して、気に入ったら必ず買う(大物は売れてたら諦めます。でも、小物やマスコットみたいなものでも必ず購入します)

そうやってお店の方と顔なじみになる。信頼関係を築くのです。

でもここでやってはいけないのが「買ってやってる」という態度です。客商売の人は敏感です。上から目線の態度の客には、多分、人気作家の人形など紹介しないでしょう。

ここで重ねて言いたいのは、かつかつの経済力の人間は、そこで「これだけ買ってやってるんだから良い人形を紹介してくれるのが当然でしょ!」という態度が透けて見えたりするんですけど、人気作家の作品は、欲しがる人は沢山います。

私が店の人だったら、そんなお客さんより、もっと感じの良いお客さんに声をかけるでしょうねぇ・・・

良い人形を手に入れたければ「良いお客になってお店に気に入られる」に尽きると思います。

ギャラリーでの展示販売なんかでも、熱意を見せるに尽きますね。とにかく熱心なお客であるということをアピールする(つもりはなかったんですが、結果的にそういう状態になっていたことは多々ありました)

ギャラリーで作家さんが在廊してたりしたら、お話して仲良くなったりするのもいいんじゃないかと思います。あんまり人形について無知過ぎても困りますが、あんまり詳しすぎてもどうなのかなと思われるでしょうから、多少の無知があるほうが、作家さんも熱心に説明してくださって、かえって仲良くなれたりできます。

展示会(複数の作家さんの)に行くと、作品の傍に各作家様の芳名帳のようなノートが置いてありますから、そこに感想と住所など書くと、この次の展示会の案内状などを送ってくださることがあります。

私はいわゆる人気作家さんのお人形を何体か持ってますが、それなりにお金を使って集めたものばかりです。

好きな作家さんの作品が出ると知ったら、遠方でも出かけて行きましたし(私は田舎に住んでます)欲しい作家さんの作品が出る展示会には、必ず初日を狙って行きました。

そうやってうまく手に入る子も、タッチの差で売れてしまった子もいました。でもそれこそご縁だと思うので、願っていれば、いつか必ず手に入ると思ってました。

でも、私の持っている人形は欲しいと願われても困ります(苦笑)

私はドールショップではありませんし、どの子も手に入れるのに、それなりの努力をして手に入れた子たちです。手放す気はまったくありませんのであしからず。