然る2023年9月23日(土)、24日(日)に千葉県幕張メッセにて開催された、TGS2023に行ってきた。
数日前から事前にネットニュースやSNS等で話題に登っていた、達成電器ブースにてセガサターンのFPGA機(技術デモ版)が展示
されていたので体験してきた事をここに忘備録として記載しておく。
この忘備録は、セガから今後何時か正式にセガサターンミニが発表され販売されるまでのあくまでも個人的に思った事をつづるものである。
TGS2023にて実際に触ってきたのでその感触の感想でも。
セガサターンミニとSNSユーザーの間で話題になっている件のFPGA機(技術デモ版)。
本体の大きさは、横幅は12cmのCDケースとほぼ同じ大きさで、高さは同ケースを5枚ほど重ねて置いた時位の高さと言えばイメージが湧きやすいかも。
実際にデモ機で動いていたのはSTGのダライアス。
コントローラーは、PCのノーブランド製セガサターン型コントローラーが接続されていた。操作した感触としてはキビキビと動いており、特に処理落ち等は感じなかった。
裏側はこれも他のミニシリーズと同様で、スマホの充電器が使える端子とHDMI端子があった。
正面はUSBが2ポートあり、普通のUSBコントローラーが使える仕様となっていた。
上部は電源ボタンとリセットボタンの2つがあり押せる状態ぽかった。(実際に押してしまうとゲームが止まってしまうのであくまでも上から観察した見た目上での感想。)
開閉トレイボタンとパワーメモリーが刺さるカートリッジ部は完全にダミーで飾りの状態であり開閉とはするギミックはない感じだった。
まぁ、本体のサイズ感から元々使えないであろうことは想像していた。また、ダミーであるからパワーメモリーやRAMカートリッジ等の周辺機器は使用出来ない。
背面も電源とHDMI出力端子だけなので、拡張スロットで使うMPEGカードは勿論使用不可であった。
なのでニュース記事等で実CD-ROMが使える様な記載があったがそれは間違いで、もし手持ちの資産であるソフトを使うとしたら市販で売っている汎用型外付けのCD/DVD/BD-ROMドライブを用意する必要がある。(似たようなコンセプトで同ブースには、PS1&2のFPGA機が置いてあったがそれは同じくドライブ未搭載。)
このあたり必要かどうかは1日目では分からなかったので、2日目も行って見ていたら達成電器のスタッフさんが話してくれて質問したら、やはり外付けのドライブが別途用意する必要があるとのことだった。
一緒に展示してあったPS1のFPGA機(技術デモ版)では海外向けに販売されたFF8が稼働しており、側に外付けのドライブがこれみよがしと設置してあった。
現時点でのFPGA機(技術デモ版)は、他のミニシリーズと同じ様に売るならありだが、POLYMEGAみたい使用して利用するのを考えると別途用意が必要である。
今回展示されていたセガサターンのFPGA機(技術デモ版)は、あくまでも技術的には可能であるということを証明するための参考出展であり達成電器単体が企業として展開する事はない。
セガから許諾や協力要請があれば我々はこういったもをの提供できますよというものである。
このFPGA機が発売されるまでは、程度の良い中古セガサターン本体を確保するか、PCのエミュレータであるSSF等の利用、互換機であるPOLYMEGAでやるかくらいである。
因みに私は、POLYMEGAを所持者なので、今回のFPGA機は発売しても入手することはないなw
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます